【銭湯・サウナ】「大黒湯」(渋谷区・代々木上原)まるで親戚の家に来たような、ゆるやかで和める異郷・お湯屋さん!
ヤン・クリヤマ(@kuriyama1youth)です。どうもこんにちは。昔から名前に「水」という文字が入る人によく縁があります。
良い人もいればメンドくさい人もあり。時は流れ後者の人たちとは距離を置いて平和にやっています。しかしまぁ「川」の小説を書き、「湯」に関するブログを書き、と、「水」という概念と縁が深いらしい人生を送っているなとしみじみ。とはいえ「水商売」とは縁がないので、それはお金を落とさなくてよかったなって思ってます。
あ、でも銭湯も「水」を扱う商売ですね。そして「非日常」を与えるサービス業であるのは間違いない訳で。
今回は良い意味で「非日常感が強い」と感じた場所「大黒湯」(渋谷区・代々木上原)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!(2019/9/8夕方入店)
- 隣に潜む異郷(良い意味で、めっちゃいい意味で)「大黒湯」さん
- 脱衣所にも続くサイン、店主のセンスが光るインテリア
- 北欧風のモザイクタイル絵の浴場 浴槽への期待を感じさせる導線
- 赤と青のLEDが光る浴槽 ミストサウナ電気風呂に新感覚
- 休憩スペースが居心地良いかたち 浴場と別個のサウナ室
- 「いつのまにかこうなっちゃった」人間味を感じる銭湯さん
- 銭湯概要
- 【過去記事】近隣のおすすめ銭湯さん( ´ ▽ ` )
隣に潜む異郷(良い意味で、めっちゃいい意味で)「大黒湯」さん
小田急線「代々木上原」駅から徒歩3分と好立地の「大黒湯」さんは、テレビ東京のドラマ「昼のセント酒」にも登場されたことでも知られていますが、まずコインランドリースペースになっている入り口からスターの色紙がいっぱいで圧倒されます。
加山雄三さんやボクシングの具志堅用高さんなどなど……そしてアジアの妖精アグネス・チャンさんなど。チャンさん( ´ ▽ ` )
のっけからアジア風というか異界感ありますが、そこを通り抜けた入り口につくと男女別になっております。中で同じ受付で応対してもらえますので、こちらは番台式だったころの名残なのだなと思わされました。
ちゃんと受付時に備え付けのシャンプーやボディーソープはない旨を教えてくれるのも親切でありがたいなと。逆にお風呂セットを携帯していないかたは持参するかそこで購入するようにしてくださいね。
脱衣所にも続くサイン、店主のセンスが光るインテリア
脱衣所にも芸人の宮川大輔さん、バッドボーイズさん、そして勇者ヨシヒコシリーズのメレブ役でおなじみのムロツヨシさんのサインがあったのはすいません、筆者めっちゃくっちゃにテンションあがりました。
何もやる気が起きなくて寝るだけしかできない時期にアマプラビデオで寝っ転がって何も考えずにヨシヒコシリーズみてどんだけ救われたかって2018年の記憶が……泣。みなさん疲れているときはあまり重たい話のやつ観たり読まない方がいいですよ(北方謙三先生の太宰治は続けて2冊読むな理論)!
ほかにも居酒屋にありそうな「親父の小言」のほか、「歴代内閣総理大臣」「迎賓館」「相撲」などがモチーフの額装された各種の絵(富士山絵もあり)。
健康器具と同じ空間にある様子はなかなか良い感じに「他人のおうちに居させてもらっている」感覚を得られました。中野の「健康浴泉」さんと同じような空気感のデジャブを感じました……!
北欧風のモザイクタイル絵の浴場 浴槽への期待を感じさせる導線
さて浴場です。真正面に描かれているのは北欧風のモザイクタイル絵でした。
立ちシャワーは3基、そのどれもにシャワーカーテン。いい具合に外気が入るつくりとなっていました。
カランも鏡が広く作られており、空間を広く感じさせます。洗い場の上に手荷物が置けるスペースがあり、そちらも好印象ですね。
「低周波電気風呂」「ラジウム」「ラドン」など、壁にかかれた掲示物には期待をそそられました。
赤と青のLEDが光る浴槽 ミストサウナ電気風呂に新感覚
以下、体感の温度も含め気温・湯温を記していきます。そのときの記憶ですのでご容赦を!
赤いLEDが煌々と輝く3〜4つほどジェット風呂は体感で44℃でこちらがメイン浴槽のよう。
水風呂は24℃、青緑色のLED光とチョロチョロ流れる一筋の水滝がつくられてるのが印象的。お子さんが楽しんでいるのをみて、家族づれとかもいい感じだなーとなりました。
独特だなーと感じたのが、おそらくは後で仕切られたのだろうミストサウナ室。そこは深風呂で強いバイブラがあり、その水蒸気によって結果としてミストサウナとなっております。こちらは適温の42℃のようす。そして電気風呂も装備されていたので、バイブラ・電気風呂・ミストサウナを一緒に体感しました。こちらは代々木上原大黒湯さん独特だなぁと。新感覚の気持ち良さを感じました。
休憩スペースが居心地良いかたち 浴場と別個のサウナ室
さて、大黒湯さんのサウナ室ですが浴場とは直結せず、脱衣所を挟んで別個にあります。
じぶんが入った時は約80℃。縦に広めで、10~12人は収容できる大きさだと感じました。対流式のストーンが印象的です。サウナ室の入り口には水風呂がバイブラありとなしの素の水風呂と2種類ありまして、こちらは22℃と浴場より低め設定。
そのあとの休憩スペースが、さきほどの脱衣所と直結していて広々とゆっくり居心地の良さ。まるで親戚のうちに来たように力が抜けていきます。そういうのとてもよいですね( ´ ▽ ` )
「いつのまにかこうなっちゃった」人間味を感じる銭湯さん
夕方に入って出たら外が暗くなってました。夏に比べて日が短くなってきましたね。
「大黒湯」さんの良さ、普通にお風呂やさんをやってた結果、「やってたらいつの間にかこうなっちゃった」というか、いい意味で独特な雰囲気があるんですよね。ねらってやれる空気感じゃないんですよ。それって運営されている人の人間味だし、そういうゆるさがふっと余裕をもたらしてくれてよいなぁと。だからこそ、スターのみならずたくさんの常連さん、ファンがいるんだろうなぁと思わされました。
みなさまも機会がありましたら足を運んでくださいね。
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都渋谷区西原3-24-5
営業時間:15時〜25時
日曜は12時から営業
定休日:第1、3水曜
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)※2019年10月より10円値上げ
備考:サウナ等別料金
【過去記事】近隣のおすすめ銭湯さん( ´ ▽ ` )
【銭湯】「天狗湯」(杉並区・西荻窪)ねこと天狗の仁義なき背中ながしあい! 温冷浴が楽しめます!
猫とデカい風呂があれば地獄に落とされようと何度でも這い上がってやる。どうもこんにちは、ヤン・クリヤマ(@kuriyama1youth)です。書き出し重いな!
マジメな話、せめて心だけでもお気楽にやっていくためにはノイズとなる情報は遮断していったほうが良いと思うのです。だいたい現代社会は雑音が多すぎます。「孤独を得るために銭湯へ行く」、って考えはずっと変わっていません。
まずは自分の健康を確保して、それから現実の諸問題に対して一つずつ片付けていく。遠回りに見えて、これが最短距離なのかもなっておもう今日この頃です。
というワケで今回は猫とデカい風呂でおなじみの「天狗湯」(杉並区・西荻窪)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!(2019/9/7夜入店)
CONTENTS
- 西荻民のホーム銭湯のひとつ「天狗湯」さん
- たたみ一畳の休憩スペースがあるって最高だよね
- 丸山絵師の富士山ペンキ絵が額装、品の良い雰囲気
- シャワーヘッドが独特! ケロリン桶は関西式
- 湯船は4種類、水風呂にまわる温冷交互浴がたのしめる
- 入浴後に猫が待ち受ける こんなに嬉しいことはない
- 銭湯概要
- 【過去記事】近隣の銭湯さん( ´ ▽ ` )
西荻民のホーム銭湯のひとつ「天狗湯」さん
銭湯界隈では「看板猫」の存在でひときわ有名である、中央線「西荻窪」駅から徒歩7分に立地する天狗湯さんですが、その日高円寺グリーンアップルと吉祥寺ICHIBEEで行われた超よかったイベントの帰りにチャリで行きました。
なので遅い時間だったのですが、近隣住民の方々が多く入湯されている印象を受けました。西荻窪の皆様のホーム銭湯のひとつであるのは間違いないですね。
当日は台南の魅力を伝える「台南風銭湯」の企画真っ最中ということもあり、暖簾もそうした仕様。 看板猫みないな、と思いつつも受付を済ませて脱衣所へ向かいます。ロビースペースもむかしは番台式だったのでしょう、黄色とクリーム色の高い格子天井が印象的でした。
たたみ一畳の休憩スペースがあるって最高だよね
先に店外に掲示してた浴場などのネタバレ画像はっておきますね。
脱衣所のロッカーは100円を入れて戻ってくるタイプの現代式のものを採用しており、企画中のためか、ひとつひとつに台南の写真が貼られておりました。感化されやすいんですけど、こういうのやられると台南へ行きたくなっちゃいますね〜。
床は濃紺の太めの板張りとなっております。広さは目測でおよそ30平米ほどでしょうか。
木カゴとぶらさがり健康器具とマッサージ機が印象的でした。
小さな庭があり、外気を取り入れることができるのも湯上りにポイント高いです。入浴後に夏のぬるい空気を浴びるもよし、冬にキンと刺すような空気に触れてシャキッとするもよし。
白い壁紙の壁に猫が爪とぎした痕跡があるのをみつけて、「居るな……^ↀᴥↀ^」となりながら浴場へ向かいました。
丸山絵師の富士山ペンキ絵が額装、品の良い雰囲気
広さは40~50平米ほどでしょうか。木目風の壁に額縁に入った丸山清人さんの富士山ペンキ絵が収められています。額装することでここまで品格が高められるとは、と唸らせられます。
後述しますが、雲抜きの高い雲抜き天井は対角線で縁取られており、湯船につかっているとその高さを実感できてよいです。
男女湯の境目となる壁には北欧風のタイル絵がみられます。間仕切りがかなり高く設定されており、女性客への強い配慮の意識が見受けられます。ところどころに設置された丸い照明もかわいいです。
「銭湯広告募集中」となっているところには、最近のものではないか、と見られるお店も。その中でも、天狗湯さんの注意書きでもある猫と天狗が背中を流しあってる絵が平和で顔がほころびました( ´ ▽ ` )
シャワーヘッドが独特! ケロリン桶は関西式
さて、立ちシャワーは1基なのですが、その独特さに目を惹かれました。3つの蓮型シャワーヘッドなのですが、端の2つが温水、真ん中1つが冷水が出る仕様となっており、温水、冷水を交互に使うことによってシャワー派の人も満足いく出来なのではないか、というスゴいシャワーでした! とはいえ面白がって乱暴に扱わないようにしてくださいね〜。
洗い場は、花エキスの泡のシャンプーとボディソープが無料設置。
赤い腰掛けが使われていましたが、こちらも「台南風銭湯」の企画らしく、「アンイータウ」という台南の赤いプラスチックスツールらしいです。こちらもかわいい。うーん台湾は前々から行きたかったけど台南へも行きたくなってしまった……!
ケロリン桶は関西式で、若干関東サイズよりも小さいです。これは関東式銭湯が蛇口からお湯をとる文化なのに対して、関西は湯船から直接かけ湯をするため、小さめのサイズが使い勝手がよいからだそう。
赤い桶には「つがい」のオシドリが描かれていました。こちらも台南でよく使用されている意匠だそうです。
湯船は4種類、水風呂にまわる温冷交互浴がたのしめる
湯船は4つ、以下の湯温は当時の湯温計による記録となります。今回ご紹介する天狗湯さんのみならず、むろん人が行き交ったり、湯温管理は人の手によるものですので、その日ときどきで温度は変わります。ご承知を!
浴槽のお湯・水は地下160メートルまで掘削した井戸水を沸かしているそうです。
地下水掛け流しの水風呂は24℃で、男湯向かって一番左側に石畳の階段を少し登ったところにあります。
その横にあるのは42℃のあつ湯の深風呂で、中央のタイルからマイナスイオンが発生されるそうです。天然石の半身浴コーナーとして足湯感覚でまず浸かるのもアリかもしれません。
また右横、向かって正面のお風呂は41℃。マイクロバイブラとジェット風呂があるのが特徴です。企画風呂として、今回は台南風銭湯として「仙女紅茶湯」の赤みのあるお湯でした。台南ではおなじみ紅茶らしく、香り高くほのぼのしました。
1番右にあります浴槽は手前に向かって長方形に据えている、40℃のミルク風呂。きめ細やかに温まる心地がしました。
筆者のオススメとしては(もちろん)体を洗ってから右のミルク風呂にじっくりつかって、それから水風呂に行って交互浴スタート、真ん中2種のお風呂と水風呂、深風呂あつ湯と水風呂、みたいな感じでランダムにやりつつ、適度に休憩をとるといい感じに体も整理されていくのではないかと思われます( ´ ▽ ` )
入浴後に猫が待ち受ける こんなに嬉しいことはない
で、入浴後に脱衣所を出ましたら天狗湯さんの看板猫2匹に初遭遇😭✨
もう説明はいらないですね……。からだホカホカの状態で猫はかわいいなあと眺める、最高すぎますね。
ふと、このねこたちに会いに「天狗湯」さんに来ている近隣のお客さまも多いのではないかと思いました。一日の終わりにかわいいやつらに会って眠る、そういう生活は最高ですね〜。
みなさまも機会がありましたら天狗湯さんへ足を運んでみてください。
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都杉並区西荻南1-21-4
営業時間:15時45分〜23時45分
定休日:金曜
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)
備考:ところどころにみられる絵と文体がかわいらしい( ´ ▽ ` )
【過去記事】近隣の銭湯さん( ´ ▽ ` )
【銭湯サウナ温泉】「湯乃泉 草加健康センター」(埼玉県・草加市)初めてのロウリュは「爆風ロウリュ」でした。全部最高【健康ランド】
夏休み最後の日付の日に原稿を書きに出かけるのもいいかとノートPC持って出向いたんです。 居心地よすぎて昼寝しちゃって「あ、文とか書くの無理だ」って夢見心地で退散しました。どうもこんにちは、ヤン・クリヤマ(@kuriyama1youth)です。
今回は、2019/8/31午前中入店@「湯乃泉 草加健康センター」(埼玉県・草加市))さん入湯の感想をご紹介させていただきます!
CONTENTS
- 〝四つのロウリュ〟といきなり謎を投げかける「湯乃泉 草加健康センター」さん
- 内風呂だけでも十分すぎるしアメニティほうふだ浴槽設備
- ソフトな炭酸泉や電気風呂とか神なのかな
- 効仙薬泉と開放感あふれる草津温泉湯にて外気浴さいこう
- 名物「爆風ロウリュ」いきなり食らう サウナは煩悩かっ飛ばす
- 座敷で食べるゴハン美味しゅうございました
- 極楽とはこのことなのか秒で寝させる施設
- 銭湯概要
- 【過去記事】ひがし東京の銭湯さん( ´ ▽ ` )
〝四つのロウリュ〟といきなり謎を投げかける「湯乃泉 草加健康センター」さん
東武鉄道伊勢崎線「草加」駅からシャトルバスが出てる「湯乃泉 草加健康センター」は都心からおよそ1時間程度と、意外にらくらく行ける距離にあります。草加駅のほか、獨協大学前駅、新越谷駅、蒲生駅、竹ノ塚駅からも無料送迎バスが出ているそうです。
「9種のお風呂とサウナ・宴会・簡易宿泊可能な健康センター」と掲げており、いやこれ風呂好きにはヤバイな、ってまず思うところですね。
あくまで当ブログではまず東京銭湯せめていこう〜と思っていましたが、オススメされて行ってみた同センター、さいこうだったので新タグ「健康ランド」をつくりました。埼玉の可能性に目を見張りました。順次開拓して……いくかは未定です(╹◡╹)
ベタに「1126(いいふろ)」の下足箱いただきました( ´ ▽ ` )
カウンターでタオル類の入った厚めのビニールバッグをいただいて入湯です。
内風呂だけでも十分すぎるしアメニティほうふだ浴槽設備
画像引用:「湯乃泉 草加健康センター」サイト
で、草加健康センターさんのサイトには俯瞰図があるんですけど、もはやもうこれでさいこうか! ってほどお湯の種類がありますね〜。
内風呂だけの面積でもアカスリスペースを含まずにして50平米以上はあったんんじゃないでしょうか。アカスリルームの入り口付近にはアカスリ用のタオル、歯ブラシ、髭剃りなども。
洗い場は一人一つ用として、ポーラ社製シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、と、それぞれ3種類完備しておりました。これは嬉しい! 背中を流してくれる三助さんサービスもあるとのことですー。
ソフトな炭酸泉や電気風呂とか神なのかな
お湯の温度は全てを俯瞰して、当日のデジタル湯温計(以下温度の数字はすべてそのときの記録)38℃~41℃後半と、42℃前後が多い東京銭湯に慣れた身としてはぬるめに感じる設定ですが、いやはや数字に惑わされてはいけません。
高濃度炭酸湯は36℃後半の不惑温度に設定されており、パチパチとゆっくりと肌の上を爆ぜていく感じがたまりません。まずこちらでゆっくりと温まって、露天スペースの水風呂へ。こちらは15℃設定とキンキンの冷えで、奥にはバイブラが強めにありましたので、少しずつ体に負担がかからないように。しかして、かなりの自律神経整理ができそうな条件下に置かれているのは間違いないです。
奇しくも8月末の生ぬるい気候でして、外気浴されているかたが多くいらっしゃいます。水風呂と休憩イスの位置関係が近く、ととのいにとても良い環境です。
「バイブラ・超音波風呂」となります入り口向かって右手の浴槽は、電気風呂となっており、「電子風呂」と呼ばれて、熱すぎない温度にちょうどよい塩梅の痛気持ち良さを感じさせます。キッズも多くいらっしゃいましたが、ふだん他の銭湯さんで見られるような熱がる様子もなく、ニコニコと楽しんでいるようでした。
効仙薬泉と開放感あふれる草津温泉湯にて外気浴さいこう
画像引用:「湯乃泉 草加健康センター」サイト
そしてこれからご紹介する2種の浴槽がマジ半端ないです。
前述しました東京銭湯よりも低めである41℃台の設定である浴槽ですが、「露天草津温泉」「効仙薬湯」のどちらもすごい効き目があり最高でした( ´ ▽ ` )
日本三名泉として知られる「草津の湯」は、泉質が強酸性硫黄泉で“美肌の湯”としての効能が期待されています。
草津草加センターさんの露天草津温泉は群馬県草津温泉湯畑より直送の源泉有効成分を濃厚にした液状の浴剤を使用しており、やや強めのポカポカ感をもたらしてくれます。
そして、何より当地で自分が魅力と感じているのが「効仙薬湯」・同センターさんの長年の研究により厳選された8種類の生薬である「蕃椒」「茴香」「黄柏」「甘草」「生姜」「蒼朮」「陳皮」「当帰」をふんだんに使用しているそう。医薬部外品の薬草を、自社薬草専用工場にて精製、調合しており、1日に6回(!)も新しい薬草を揉みだしたお湯を追加されておるそうです。
休息をちゃんととる「薬湯のつかりかた」である「分割湯」の紹介も掲示されており、こちらをやってみるもよし、ちゃんと体を洗って水風呂との交互浴にて自律神経を回復させるもよしおです。
とはいえ、いくら効くからって湯あたりには注意してくださいね( ´ ▽ ` )
草津の湯は強酸性ですし、効仙薬湯もやはりいろいろと入っているからか、長湯しすぎると危ないな、と感じました。健康体である自分ですらそう感じたのですから、元気のないとき、体力減退時は注意してお湯を楽しんでください〜。
名物「爆風ロウリュ」いきなり食らう サウナは煩悩かっ飛ばす
一通りお湯と水風呂との交互浴も終えたな〜、というタイミングで、熱波師さんが「はじまりますよー」ってお客さんを呼ぶ声があったので、ふらふらとガチ無心でサウナ室へ。
っていうかロウリュウってなんぞ? というほど無知だったのですが、 初体験がこちら草加健康センターさん名物の「爆風ロウリュ」になるとは1ミリも想像してませんでした。
収容人数は30人くらいの、やはり銭湯の民としてはめちゃくちゃに広いなぁ、温度計は90℃だけど、体感的に100℃超えてる気がするなぁ、っていう室内ですが、入り口にマットや氷がたくさん使い放題っぽく置かれていました。
氷はちょっと熱くなったときに頭を冷やす用だよなー、マットは何度も入っても大丈夫なんだなーさすがなサウナアメニティもそろった人気施設なんだなーというところで、熱波師さんの説明が始まりました。
「今回初めての人は?」という問いかけがなされ、
手をあげたのは自分1人だけでした。
え、何それこわっ
みんなこれから何が起こるか知ってるの? マンガとかで読んだけどロウリュウとかアウフグースってたくさん葉っぱがついた木の枝とかでバサッバサッて室温を循環させたり、それぞれ座って人に風を当ててより暑い〜、汗めっちゃ出る〜ってなるやつじゃ、って思ってました。
結論からいうと、だいたい合ってました。
葉っぱではなく、でっかいドライヤーみたいなやつで風を当てられるところ以外は。
瞬間、ガーッと体感気温が高まり、汗がぶわっときました。耐え切りました。とりあえずみんな一巡して終わるまで、水風呂には行かないぞ。そう決めていました。自分への約束は果たしました。一通り終えたので、サウナ室を出ました。けっして走らず、でも少し急いで。水風呂へ向かいます。桶から水を取り、キチンと体に足から、そして上半身にかけて、ゆっくりと肩まで浸かりました。空を見上げる。とても青い残暑の空でした。そして、スゥッと肩の力が抜けていきました。この感覚はなんども銭湯サウナ温泉で味わっている。でも空が綺麗で、とても格別で。
これかー。
ああ、これだったんだ。
紹介してくれたT野さんありがとう……。
なぜか私は泣いていた(泣いてない)。
で、何度かサウナと水風呂を往復したのですが、「静寂のサウナ」と銘打たれている時間だったらしく、照明も控えめで深く瞑想ができる心地がしました。心が洗われる体験であったのは間違いありません(T ^ T)
座敷で食べるゴハン美味しゅうございました
ちょうどお昼どきだったので、宴会場スペースで食事を。水とお茶はセルフサービス🍵
夏の疲れがえらいことになっていたので、少しはビタミンBを摂取せねばと「レバニラ炒め定食」(970円・税抜)を注文。
レバーには片栗粉がどっぷり揉み込まれててとろみが強い。野菜は玉ねぎ、ニラ、もやしに舞茸も入ってます。美味しゅうございました。
極楽とはこのことなのか秒で寝させる施設
入館前にはアカスリをやってもらおうと思いましたが、マッサージ機「あんま王Ⅱ」(たしか200円15分)で、もはやマッサージ欲が消えていたので館内を探索。
各部屋もバラエティ豊かでした。真っ暗闇にテレビ・電源付きのリクライニングソファーがある休憩スペースを横目に歩いてみると、マンガもいっぱいありましたし、自分はできませんが麻雀室も。
カラオケルームやレトロゲームコーナー(!)もあり、ストⅡが筐体で出来るっぽいです。ぶっちゃけ銭湯カテゴリ記事で書くのどうかと思いますが、ニシオカディドリーくんめっちゃ好きそうなんじゃないかと……!
で、一通り回ってお土産も買ったしで暗い大部屋に戻ってリクライニングソファーへ。
秒で一時間半くらいスッカリ寝ました。悔いはありません。
もはや心は原稿をやるどころじゃなくなっていました。むろん有料のお仕事をするスペースも完備されておりますが、「きょうはやすんだぞ」という確かな実感を得て帰路につきましたとさ。電車の中でもぐっすり眠ったのは言うまでもありません……! 帰ってからおしごと原稿・じぶん原稿ともに少し進めたので「良し」とします……!
健康ランド好きのみなさまにはお馴染みの施設だそうとは知っていましたので、今回わたくしめは先入観抜きで初めて行きました。そして感動した場所でありました〜!
みなさまも機会がありましたら「湯乃泉 草加健康センター」さんに足を運んでみてください!
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:埼玉県草加市北谷2丁目23−23
営業時間:24時間営業
定休日:年中無休
基本入館料金 :大人1500円
備考:クレジットカード可。銭湯サウナ温泉以外は別料金。詳しくは同店舗サイトまでおねがいしますm(_ _)m
【過去記事】ひがし東京の銭湯さん( ´ ▽ ` )
【銭湯】「ふれあいの湯」(港区・浜松町)芝公園至近で都会のスポーツ人にありがたい機能面特化型銭湯さん!
我ただ足るを知る。ぜいたくは言いません。体を洗い汗を流し、足を伸ばせる湯船につかれる場所に行ければ俺は幸せ。今回で少なくとも俺はその部類の風呂好きだと確信しました。どうもこんにちは、ヤン・クリヤマ(@kuriyama1youth)です。
今回は2019/8/28夜入店@「ふれあいの湯」(港区・浜松町)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!
- 東京タワー至近でびっくり「ふれあいの湯」さん
- コンパクトで潔い浴槽施設は「我ただ足るを知る」
- 港区の銭湯ランナー利用者多し、機能面に特化した銭湯さん
- 大海原を湯船に 夢おおきい
- 銭湯概要
- 【過去記事】隣の中央区銭湯さん( ´ ▽ ` )
東京タワー至近でびっくり「ふれあいの湯」さん
当日の夜は東京タワーに用事がありまして、というわけで芝公園付近におったのですが、ふと「ここらへんに銭湯はあるのかな」って思ったんです。
今日も1日がんばったしな〜って、銭湯グッズはいつもカバンの中にあるし、そしたら地図アプリ起動させますよね、で、発見しますよね、おっしゃ、って指し示された場所へ向かいましたよね。
JAFでしたね。どう見ても。
あっ、手前のビルに「ゆ」の暖簾が!
発見したときはもう、よう知らんけど感動しました。
だって、東京タワーのこんな近くにあるの?! って。昭和から平成中期を支えた東京タワーだよ? スマホで「タワー」って出したら東京タワーの絵文字が出るくらい都会のシンボルだよ?🗼
港区という開発され尽くしたとも考えられる立地に、こうした形で銭湯がある、という事実がすごいなぁとなりました。
むろん「竹の湯」さんや「アダムとイブ」など、港区には行ってみたい温浴施設はまだまだたくさんありますが……。今回も学びを得ましたね。
コンパクトで潔い浴槽施設は「我ただ足るを知る」
JR山手線「浜松町」駅から徒歩5分の位置でもある「ふれあいの湯」さんはビル型銭湯として、1階はフロント、2階が女湯、3階が男湯、4階が待合などの休憩室になっています。休憩室は仮眠などはできませんのでご注意を。
浴場はおよそ22平米とコンパクトな作り。男湯では壁際に描かれた淡い東京湾の絵が特徴です。
気になる設備面ですが立ちシャワーがホース式ひとつに洗い場が壁にあり、無料シャンプー・ボディーソープが窓際に置かれて使用分をボトルから取るスタイルになっています。
そして湯船は7.5平米くらいで一浴槽のみ。40度の素のお風呂に、超音波ジェットが噴出するところが一箇所のみ。簡潔。潔い!
港区の銭湯ランナー利用者多し、機能面に特化した銭湯さん
自分が利用したのは30分程度でしたが、人の回転が早かったです。 前述した東京タワーが近い、芝公園と近い土地柄か、湯上りにスポーティーな格好をしている人も見受けられましたし、お店としても歓迎しているようなので、お仕事まえやお仕事後に汗を流す「銭湯ランナー」などの利用者さんが多いもようです。
建物も浴槽設備も施設は小さめでしたが、それで満足度が落ちるという訳ではありません。
「気分を切り替えるための施設」として良い場所だと感じました。立ちシャワーと浴槽で温冷交互浴もできましたし。オフィスなど多い場所柄、おしごとにも集中するためにも最低限かつ機能面に特化したお店なのだなと考えさせられました〜。
大海原を湯船に 夢おおきい
ちなみにたまに台紙を忘れたりしますが、スタンプはこんな感じで、「いやこのひと東京湾をお風呂にしてるじゃんwww」と草を生やされました。
スケールがでかい。海を風呂にする心意気、見習いたいものです。いやでも、実行に移しちゃうほど風呂好きが行き過ぎたらちょっとアレなんで誰か俺を止めてください。
みなさまも機会がありましたら「ふれあいの湯」さんに足を運んでみてください。
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都港区芝2-2-18
営業時間: 15時〜23時、日・祝日は14時〜23時
定休日:月曜
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)※2019年10月より10円値上げ
備考:
【過去記事】隣の中央区銭湯さん( ´ ▽ ` )
【銭湯・サウナ】「大黒湯」(足立区・北千住)老舗銭湯としての風情と捗りが同居する極楽空間!
やーもう何も言わずとも佇まいがカッコいいですよね。
銭湯サウナ温泉が大好きですが、飼い猫が心配だからあまり遠出はしたくない。ですが景色変われば新たな発想も湧いてくる。小規模な旅として都内近郊の湯巡りを楽しんでおります。ヤン・クリヤマ(@kuriyama1youth)です。どうもこんにちは。
今回は2019/8/24夜入店@「大黒湯」(足立区・北千住)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!
- 昭和2年創業、足立区を代表する銭湯のひとつ「大黒湯」さん
- 「花鳥風月」の意匠あり 天井高く20平米はある広い脱衣所
- 青基調の浴場に溶け合う西伊豆の富士山ペンキ絵
- 露天あり、広々とした屋内風呂は滝行も可。サウナも捗る!
- 老舗かつ信頼できる安心する空間
- 銭湯概要
- 【過去記事】近隣の銭湯さん( ´ ▽ ` )
昭和2年創業、足立区を代表する銭湯のひとつ「大黒湯」さん
東京メトロ千代田線「北千住」駅より徒歩10分程度に立地している「大黒湯」さんは冒頭のお写真のとおり、ルックスがとても良いです。
「え? 蕎麦屋でDJ?」のキャッチコピーで知られるDJイベント、きそば更科で開催された「サラシナガラ」へ向かう前に立ち寄ったのですがこのお写真とれる昼間のイベントでよかった〜ってなるなど。
宮作り建築に唐破風の屋根、火災避けとして装飾された懸魚(けぎょ)にも当時の宮大工による丁寧なお仕事で鳥の細工が施されています。屋号の通り大黒天の意匠も瓦屋根などにみられました。
営業中を示す(お湯が)「わ」いたのカンバン、「いろはにほへと」アンド漢数字の組み合わせの松竹錠もとても風情を感じます。
「花鳥風月」の意匠あり 天井高く20平米はある広い脱衣所
画像引用:「大黒湯」さんサイト
脱衣所は広々としており、入り口右手奥にも脱衣スペースが。素人目線ですが、延べ床面積で20平米以上はあるのではないかと思われます。
背中合わせになったベンチの横には一畳ぶんの広さの休憩スペースが設けられており、下部に漫画がいっぱい詰められています。湯上りふわっとする場所づくりだなぁと。
おっきい2つの球状のものでグリグリする古式なマッサージ器もありました。
高い天井には、円に「花鳥風月」が描かれています。千住エリアでもこちらの完成当時の派手なデザインはお客さんの呼び水になったそうです。
経年により現在は色が褪せてしまっていますが、それも味であると受け止めます。ジーンズだったりワインだったり、時間により醸成されていくものってありますよね。
青基調の浴場に溶け合う西伊豆の富士山ペンキ絵
画像引用:「大黒湯」さんサイト
水色を基調とした浴室に西伊豆を舞台とした富士山のペンキ絵はよく映えます。
描かれたのは2018年らしく、丸山清人さんと勝海麻衣さんの署名がされていました。なお、女湯には新幹線の絵が描かれているそうです。同じく北千住エリアのタカラ湯さんもそうでしたね。
洗い場もいい感じに物置があり、正方形を崩した八角形の鏡も印象的でした。
露天あり、広々とした屋内風呂は滝行も可。サウナも捗る!
湯温は以後すべて、自分が見た湯温計での記載です。ほかの銭湯さんのエントリでもそうですが、人の手によって温度管理されておりますし、人の出入りなどで湯温は変動するものです。ご参考までにしてください。
2つに区切られたメインの浴槽は42℃。深風呂にはジェット座風呂あり。もう一方のジェット寝風呂と素のお風呂の湯船はとても広々としているのが特徴です。ダメですが泳げるくらいです。ぎゅうぎゅうに詰めたら大人20〜30人は入れるんじゃないでしょうか。
あと自分の中でとてもポイントたかいのが、右奥の角に滝のようにお湯が流れるところがあって、そこで滝行可能なところです。冗談じゃなくて、マジで脳天から血行良くなるような気がして気持ちいい。
露天風呂スペースでは岩のゴツゴツ感も楽しめます。大きな岩が湯の中にあってちょうど子供が座れて溺れにくいのでは、と。バリアフリーの手すりもあり、腰を悪くしてもいい感じに湯につかれそうです。庭部分には椿の木が植えられておるそうでして、良い時期に花をみてみたいものですね。
水風呂の温度は18℃で2〜3人が収容可能。サウナは94℃でBGMやテレビが無い「沈黙系」です。修行僧の気分で浸れます。遠赤外線式のドライサウナらしく、特有の音が心地よく響く良い感じです。砂時計は5分計で、2カ所に設置されています。
老舗かつ信頼できる安心する空間
情緒と交互浴の捗りが半端なく、長年にわたって地元民に親しまれ、愛されているのも理解できるなぁ……と、湯上りぼうっとしました。
「大黒様の彫刻・唐破風・天井の花鳥風月・瓦の恵比寿大黒が特徴」と大黒湯さんは店舗HPで説明していますが、それらを清潔に維持するのにどれだけの苦労があったことか。頭が下がります。
誠実なお仕事をされている方をみているとジャンルの垣根なく謙虚な気持ちになりますね。
ほのぼのと感じが良い、リラックスできる良いお湯屋さんでした。みなさまも機会がありましたら大黒湯さんに足を運んでみてください!
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都足立区千住寿町32-6
営業時間:15時〜24時
定休日:月に1回連休
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)※2019年10月より10円値上げ
備考:サウナ等別料金
【過去記事】近隣の銭湯さん( ´ ▽ ` )
【銭湯】「藤乃湯」(杉並区・荻窪)〝ファミカ風呂〟という新たな概念( ´ ▽ ` ) 備長炭ぬる湯とあつ湯の交互浴よし!
さいきん気になるトピックは節税です。年間数十万単位でお金が返ってくるという。取材班はその秘密を探るためアマゾンの奥地へ向かった。どうもこんにちは、ヤン・クリヤマ(@kuriyama1youth)です。
今回は2019/8/23夜入店@「藤乃湯」(杉並区・荻窪)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!
- 芸能人もよくロケに来られている「藤乃湯」さん
- 赤茶色のロッカーと広々感ある脱衣所
- LEDライトも光る! 夕日の紅燃ゆるタイル絵の浪漫
- ずっと入っていたい……。ぬる湯木炭湯の魅力
- 〝ファミカ風呂〟って何? 調べてみました!
- 銭湯概要
- 【過去記事】近隣の銭湯さん( ´ ▽ ` )
芸能人もよくロケに来られている「藤乃湯」さん
のれんを潜って下足箱の時点でうわ毒蝮三太夫さんがきてる! 山本晋也監督も! と驚くなど。
JR中央線の荻窪駅下車して徒歩5分の場所にある「藤乃湯」さんは、多くの芸能人のかたがいらっしゃっているようです。下足箱と傘入れは同じく木製で、光沢のある赤茶色が特徴です。玄関には木のオブジェと、枝を模した靴べらが用意されていました。
赤茶色のロッカーと広々感ある脱衣所
受付はフロント式。鍵をお渡しいただいて、指定されたロッカーの鍵をもらい収容する方式となっております。
画像は軽いネタバレなんですが、建物に掲示されていた「藤乃湯」さんの紹介ポスター。広々としており、圧迫感のない作りが特徴的でした。白いベンチも特徴的です。
LEDライトも光る! 夕日の紅燃ゆるタイル絵の浪漫
浴場です。先ほどの画像をご覧ください。壁一面に「浴室を彩るタイル絵」と但し書きがありますが、それどころではありません。
天井上手からLEDライトによる赤い照明により照らし出されています。たぶん単体でもむかしの金曜ロードショーみたいにハードボイルド感あったと思うのですが、この演出によりロマンっぽさがえらいこと増しています。
このタイル絵を見ながら湯に浸かったならば、なんか……つらかったこととか、いろいろ考えちゃうんじゃないでしょうか……。実際、俺が行った時は浴槽に浸かりながらタイル絵を見てる方が大半でした。いや、完全に俺の想像ですけど、人生の先輩方おつかれさまです……。
立ちシャワーは2基だったと記憶しております。
洗い場のデザインも赤茶けた色とクリーム色基調の床の色とのコントラストで落ち着きを感じさせるものでした。床は10センチ正方形の貝殻反射があるもの。よくみられる床タイル建材なのですが、流行があったのでしょうか? こんごとも銭湯事情について調べていきたいものです。
ずっと入っていたい……。ぬる湯木炭湯の魅力
体を洗って浴槽へ、ですが、一番左手側の39℃ふか風呂ぬる湯木炭湯がもう、ぼうっとするのに最適すぎて……。
木炭湯・備長炭湯の凄さはありますね、中野区落合の松本湯さんといい……!
薪で沸かしておるらしく、あつ湯44℃強力マッサージ風呂(寝風呂・座風呂とひととおりあり)の交互入浴によって「発汗痩身・腰痛緩和」とのこと。
実はこの日かなり自分は衰弱しておりまして、冷水もキツい、入浴記録のメモもとれない、ってほどだったのですが、こちらの交互浴にてだいぶよくなりました。
とはいえちょっと無理をしてしまったかな、とも反省しております。
体が疲れていたらまず横になってよく眠り休むこと! 動けるようになったら銭湯に行くこと! 徹底したいものですねー。
〝ファミカ風呂〟って何? 調べてみました!
フラフラと、しかし利用前よりはかなりよくなった身体で「良いお湯でした〜」とご挨拶して店外へ。向かいの自販機でウェルチを飲みつつ看板を見やると「ファミカ風呂 藤乃湯」と、いぜん中野新橋の大黒湯さんでみた「コミカ風呂」と同じように見られぬ語彙を発見。調べてみました!
ふつうにググってもらいましたら、「ファミリー & ウェルカム」の造語と、わりと「コミカ風呂」よりは直球な名称でした! 「藤乃湯」さん特有のキャッチコピーかもしれませんね〜。
よい息抜きをさせていただきました。ぬる湯の木炭湯、そしてタイル絵は絶景です!
みなさまも機会がありましたら藤乃湯さんに足を運んでみてください。
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都杉並区天沼2-17-20
営業時間:16時〜24時
定休日:土曜
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)※2019年10月より10円値上げ
備考:サウナ等別料金
【過去記事】近隣の銭湯さん( ´ ▽ ` )
【銭湯サウナ温泉】でのリンパマッサージで小顔効果や疲労回復が期待できたり人に優しくなれる件
筆者もまあまあいい年齢ですし、それなりの歳月を生きてきました。振り返ると「あれは過ちだった」という場面もあった、と反省しつつ日々を送っております。自分は潔白な人間です、だなんて口が裂けても言えません。
しかし「でかい風呂はさいこう」これはガチです。健康とか健全さはすばらしい。どうもこんにちは、ヤン・クリヤマ( @kuriyama1youth)です。
今回は銭湯でのリンパマッサージやストレッチはスゴいよいですぜってお話をします!
- 小杉湯「翌朝小顔の湯」がすばらしかった
- おっきなお風呂で優しい気持ちになりつつリンパをながそう!
- 湯上りマッサージは効果も絶大!
- 【過去記事】じぶん内めっちゃ面白かった銭湯さん厳選5軒( ´ ▽ ` ) (順不同)
小杉湯「翌朝小顔の湯」がすばらしかった
筆者ホーム銭湯の1つである小杉湯さんは日曜朝湯の取り組みを継続されておられるのですが(ありがたや)、2019年8月17日・18日の土日に翌朝小顔の湯というコラボ風呂を展開しておりました。
小杉湯さんの浴室の壁にリンパマッサージのやり方や「なぜ」するといいのか、の掲示物(防水でラミネート加工したマニュアル)が3つすべての浴槽にはられておりました。実践してみたら体が軽くなったような心地がしました。
自然と目に触れる配置に貼られており、視界にも邪魔にならなかったです。ご年配のかたも見ながらマッサージをやられており、特にいい感じになった利用者さんが多かった2日間だったのではないでしょうか。
リンパマッサージ&ストレッチは継続して実施すれば、いわゆる温冷交互浴によるトランス状態が訪れるという意味での「ととのい」よりも、中長期的にみれば健康および予防医療へ向かう取り組みなのではないかと思わされました。
俺はまだ未読ですが、今回のコラボの素地となりました下記の本もよいとき読んでみたいですね。
↓↓↓↓
おっきなお風呂で優しい気持ちになりつつリンパをながそう!
俺自身、3年くらい続けている銭湯通いよりも以前より、5年くらい前から筋トレ・ストレッチ・リンパマッサージを開始し、効果を実感してるからこそ、それらワークアウトを信頼しておるのです。生きてりゃ疲れるときだってありますから、いかに体を休ませて稼働時間を長くするかって方法論に行き着きます。
そう、「休息をとること」って、それだけで一冊の本が書ける大事なテーマだとおもうんですよ。
例えばなんですが、めっちゃ調子悪い時があったとして、「大丈夫?」「無理しなくていいから」「ご自愛ください」とか言われるときあるじゃないですか。
でもそんなときはだいたい弱ってるから、うまいこと考えられないじゃないですか。
そんなこと言われても「ご自愛」とか具体的にどうしたらいいかわからない問題あるじゃないですか。
けど心配されてるし言ってくれた人に悪いから微笑んで「気遣いありがとう」とか曖昧に平気なフリしてよけいに頑張っちゃうじゃないですか。
そしたらコップのふちギリギリまで表面張力の状態で粘ってた疲労という名の水が溢れてばしゃーん! バタンキュー、とか、なるじゃないですか。あるある、だとかホントはあっちゃいけないよ! こんな悲しいことないよ! できる範囲でいいから自分とか他人に優しくあろうとしてくださいよ! 社会!泣
取り乱しました。
で、疲れた人へ必ず言う俺のアドバイスは結局のところ「部屋に帰って横になれ。疲れでうまく眠れないかもしれないが、十分な睡眠をとれるまで粘って、動けるくらい回復したら銭湯に行け。いいか、水分補給をして銭湯に行くんだ。そしていつもより少し贅沢して美味いメシを食え」に尽きるのです。
「銭湯万能説」っつったら眉唾ものかもですが、本来の目的は体を休めることです。自分のきげんを良くするためにケアをする。意識的に自身に余裕を持つ、余白を生み出してみましょう。同時に無理した銭湯通いや強度を高めたサウナは、むしろ心身に負担をかけてしまう場合がありますので気をつけてください。
「目的は休息」という大枠があってこそ。「銭湯」は健康に向かうための休息の一部分なのです。
入浴により血行を促進させ、体を温めることで体はほぐれ、マッサージ効果は高まります。ですから温浴施設は美容に良いとか昔から言われているのだなぁと。
落語家の桂枝雀さんがよくマクラで使っていましたが、「笑いは緊張の緩和から生まれる」と申します。体をほぐし、リンパを流し、柔らかくなれば自然と表情も柔らかくなる。人に優しくできる可能性が高まる。体温をあっためると整腸作用もあるんで減退した食欲が回復したりする。いいことづくめです。
おっきなお風呂に足を伸ばしてつかる、他の人の迷惑にならない程度に体を伸ばす。肩甲骨をほぐし、湯の中でも体をさすってリンパを流す。
これめっちゃ気持ちいいんでやってみてください。
やりかたは外部リンク「バイ・エス」さん、「EPARKリラク&エステ(イーパーク)」さんの記事になりますが美容関係はわたしシロウトなんで餅は餅屋ってことで下記をご参考くださいませ〜。
↓↓↓↓
特にデスクワークのかたは、下半身のリンパを流すとスッとしてよきです。実はめちゃくちゃ疲労って溜まっていたりするので、毎日銭湯は無理でも毎日リンパ流しはやってみてください!
湯上りマッサージは効果も絶大!
当ブログでも折に触れて書いていきましたが、銭湯の先輩であるご年配のかたがたを目にすると、男湯でもやはり自分のペースを保ちながらストレッチなど行なっている人も多く見られます。
今後じぶんがやっているストレッチ・マッサージなども機会ありましたらご紹介しますね。
銭湯活動=もろもろ活動するための下地をつくる健康活動は継続しておこなっていきます。
みなさまもぜひとも( ´ ▽ ` )
【過去記事】じぶん内めっちゃ面白かった銭湯さん厳選5軒( ´ ▽ ` ) (順不同)
kuriyama1youth.hatenablog.com
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【銭湯サウナ温泉】ご報告:銭湯検定4級を取得しました!
幼少期に寅さんシリーズを見ていたためか一途で不器用に育ちました。でも子供だったからいつも途中で寝ちゃって、内容はあまり覚えていません。泣 どうもこんにちは、ヤン・クリヤマ( @kuriyama1youth)です。
日頃の銭湯活動からチャレンジ、銭湯検定4級を取得しましたのでご報告させていただきます!
銭湯検定4級を取得しました
というわけでして、温泉ソムリエに続き銭湯検定まず4級合格しました。
現在ライブハウスなどでも「ブログみてます」と言われるようになっております😂(励みになります、ありがとうございます🙇♂️✨)。
知識を吸収し、微力ながら背景の建築・歴史・文化背景・推奨される未来展望を踏まえて、今後ともオンライン・オフライン問わず銭湯の良さを伝えていきたいと思います。
健康はめっちゃよいし実際わたし風邪ひかなくなったので! ( ´ ▽ ` )
そして冒頭の画像のとおり、ありがたいことに試験合格のメールをいただきました。銭湯を愛するものの1人として非常に嬉しいものですね。
来月(2019年9月)中旬くらいに資格証をいただけるそうです〜。
今回取得するため勉強のために公式テキストを購入して何周か読んだのですが、これがまた面白い。
「試験テキスト」というジャンルですが、これまで疑問を持っていた建築・設計面や歴史などへの考察が書かれており、いろいろと腑に落ちるところがありました。
「汚れと禊」の概念から古くは『魏志倭人伝』を参考文献としつつ、江戸風俗を中心に日本の入浴文化の歴史について綴られています。当時から現代における雑学書といってもよいでしょう。
歴史好きなかた、ご興味のあるかたは本流の歴史を描いた文献と共に、市井の民がどのように過ごしていたかのサブテキストとして読み進めるのも良いかと思われます。少なくともじぶんは楽しく読み進められましたー。
銭湯検定4級の取得方法
さて、4級の取得方法ですが、こちらの詳細は資格証を受け取ってから詳しく記事にしたいと思っています。
ですが、4級はことし2019年9月末までの開催予定らしいので、それまでに先方サイトで確認してもよいかもしれません〜。
銭湯検定3級の応募がはじまりました
そして、取得メールをいただいた2日後に銭湯検定3級の公式アナウンスがありました。
ええ、ソッコーで3級の申し込みを済ませましたとも!
ちなみに銭湯検定3級の受験資格は「4級試験の合格者、もしくは銭湯お遍路にて26浴場を達成したかた」となります。ご注意を!
銭湯活動=もろもろ活動するための健康活動はつづきます( ´ ▽ ` )
to be continued...
【過去記事】じぶんのフェイバリット銭湯さん厳選20選(おおいぞ)( ´ ▽ ` )
【銭湯・サウナ】「天徳泉」(杉並区・阿佐ヶ谷)硬水熱めの「波動水」! 全浴槽に水枕あり、交互浴もはかどる!
短気は損気、なのでアンガーマネジメントを勉強しました。怒りを感じたらまず目を閉じ、6秒間まつ。まぶたの裏で「こんなげーむに まじになっちゃって どうするの」の画面を思い浮かべればたいていやり過ごせる。北野武の偉大さを再発見しました。どうもこんにちは、ヤン・クリヤマ( @kuriyama1youth)です。
さて今回は2019/8/9夜入店@「天徳泉」(杉並区・阿佐ヶ谷)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!
- 阿佐ヶ谷でファン多し「天徳泉」さん
- 高貴な紫色が印象的なタイル絵とかわいらしい洗い場
- 熱い大浴槽には全て水枕! 水風呂とサウナのバランスよし
- 飲料もできる、湯冷めしにくい「波動水」すごい
- 銭湯概要
- 【過去記事】お近くの銭湯さん( ´ ▽ ` )
阿佐ヶ谷でファン多し「天徳泉」さん
JR中央線沿いでも七夕祭りなど風情のある阿佐ヶ谷駅下車を下車して徒歩4分の立地である「天徳泉」さんは、駅北口からスターロード商店街に入ってタバコ屋を右手に折れて、映画館のユジク阿佐ヶ谷の先にあります。「阿佐ヶ谷に行ったら必ず行く」との口コミも目にしておりまして、前々から行きたかったところでしたが今回が初入湯です。
期待に膨らみながら入店しようとすると、天徳泉さんで使われている「波動水」の説明書きが目に入りました。硬水成分が多めで湯冷めしにくいとのこと。良さげだなぁと入りまして受付へ。サウナ利用は200円追加です。
「スタンプラリー頑張ってますねえ」とありがたい言葉をいただいて男湯の暖簾を潜りました。
元々は番台式だったのだろうと思われる建築でして、脱衣所の天井は6、7mくらい。
男女境の壁には姿見が横に2面あり、島ロッカーの上に三角錐(△)のかたちの鏡が配置されており、絶妙なかたちになっておりました。
ぶら下がり健康器があったのですが、マジで高すぎるのが珍しいポイント( ´ ▽ ` ) ちょっと必死こいてつかまって伸ばしてみました。ほんとストレッチじゅうようですんでお風呂後とかにもやってみるとよいかもですー。
高貴な紫色が印象的なタイル絵とかわいらしい洗い場
正面は紫色基調の下地に雲間と、木々が林立している意匠のタイル絵です。荘厳かつ威圧感を与えないほどよい雰囲気の絵でした。
男女境のモザイクタイル絵はヨーロッパ風に牧歌的で、画風からおそらく健康浴泉さんと同じ作者のかたではないか? と推測されます。
雲抜き天井は段差がありますが、脱衣所から比べると一番高いところで(浴場床をゼロと設定して)地上10mほど、開放感あります。
立ちシャワー2基、それらがドア付きで密閉される方式。ホースシャワーのほか、水道管が縦に垂直に放射される作り。多方面からシャワーによる刺激が与えられていると同時に、水や湯が外に飛び出してほかの利用客さんに当たらないような工夫がされています。
なんといっても天徳泉さん、洗い場カランが特徴的。
両壁のほか島カランのデザインは濃い紫茶色のシャワーヘッドと丸四角鏡、赤と青いろのプッシュ式蛇口。物置位置の板はスタンダードな青いろで、クリーム基調の壁や床の印象と合わせてトリコロールのよう。
ちなみに床タイルは目測で10センチ正方形の洋風貝殻模様の光沢がありました。
熱い大浴槽には全て水枕! 水風呂とサウナのバランスよし
そして、「熱い!」と噂に聞いていた浴槽へ。湯温計では44℃でしたが、少しばかり銭湯の場数を踏んできた自分でも結構な熱さを感じました。体感で46℃はあったように思えます。
段差がありまして、足首から徐々に慣らしていかないと入れないなぁと一瞬思ったものの、少しずつ慣れ、数分後にはすっかり肩までつかっておりました。
1つの浴槽を3つに区切り、段差式深風呂、素の風呂(うっすらバイブラ)、寝ジェット風呂(砂利タイル使用)。一本の長い水枕を浴槽に並べており、頭寒足熱、いや頭寒体熱を実現してくれます。ひんやりうれしさ!
サウナはミスト式で76度となっていました。流れる水の音と、うっすら聴こえる、おそらく優先のムード歌謡が印象的です。12分計ではなく普通の時計だったのが印象的でした。
そして水風呂は2人くらいが入れる大きさの、おそらく後から付けられたのであろう直方体で木製のスタイル。体感で24℃くらいでしたでしょうか、熱いお湯、ゆるっとしたサウナと一緒の交互浴でほのぼのととのいました〜。
飲料もできる、湯冷めしにくい「波動水」すごい
受付・下足箱・ロビーが一緒になったスペースには足踏み式の水飲み場あり。こちらも硬水だそう。
そういえば2018年に演奏しに行ったフランスも硬水の土地だったなぁと。でも日本人にとってはお腹を壊しやすい水質だそうですが、腹巻を手放せない俺でもけっこう現地の水道水をガブガブ飲ませてもらって大丈夫でした。波動水の飲料も大丈夫かと思われます。
なにより入浴前後の水分補給はだいじなので、ちゃんと摂取してくださいね。
お湯もさることながら、お店のかたも感じよくていいところでした。湯冷めもしにくく感じましたし、「波動水」の効果すごいな! とリピーター多いのも納得でした。
みなさまも機会がありましたら「天徳泉」さんに足を運んでみてください。
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都杉並区阿佐谷北2-22-1
営業時間:15時〜26時
定休日:土曜
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)※2019年10月より10円値上げ
備考:サウナ等別料金
【過去記事】お近くの銭湯さん( ´ ▽ ` )
【銭湯・サウナ】「妙法湯」(豊島区・椎名町)軟水炭酸ウルトラファインバブル! ひろびろ湯船とサウナ水風呂の温度差さいこう!
声に出して言いたい日本語「チャリで来た」。けっこう遠方からなんですけど今回チャリで行きました。平日なのにやれるもんだなって銭湯モチベがあがりました。どうもこんにちは、ヤン・クリヤマ( @kuriyama1youth)です。
日中の気温が平均40℃を超えたら「自宅でチャレンジ、水風呂交互浴健康法!」ってタイトルの記事を書こうと思ってます。熱中症にマジで気をつけて生き延びていこうな……!
というわけで心身をやすませていきましょう、2019/8/6夜入店@「妙法湯」(豊島区・椎名町)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!
- "軟水炭酸ウルトラファインバブル"がパワーワードすぎます笑「妙法湯」さん
- ひろびろとした脱衣所はアメニティも豊富
- BGMはピアノ曲、蓮型シャワーヘッドが嬉しい洗い場
- すっごい広くて気持ちよしおな「軟水・炭酸・シルキー風呂」!
- 常連さんの賑わう声も、入浴後にビールも楽しめる
- 銭湯概要
- 【過去記事】おすすめ銭湯さん( ´ ▽ ` )
"軟水炭酸ウルトラファインバブル"がパワーワードすぎます笑「妙法湯」さん
池袋からひと駅、西武池袋線「椎名町」駅を下車して徒歩2分という好立地の「妙法湯」さんは2019年1月29日、リニューアルオープンされてまだ半年くらいでとてもオシャレなお湯屋さんです。
入り口付近で「軟水炭酸ウルトラファインバブル」という強めなパワーワードを発見、まず目を惹かれました。声に出して言いたい日本語すぎるじゃないか。軟水ってだけでも嬉しいのに、炭酸湯、そしてウルトラファインバブルってカツカレーみたいに美味しいの二乗じゃないですか。ぜったいよいに決まってるじゃないですか。
ちなみに屋号の「妙法」ですが、仏教とは関係ないお店だそうですが、いわゆる「南無妙法蓮華経」の中に用いられる語で「完璧」という意味だそうです。
「妙」は女性、「法」は男性という意味もあり、「夫婦の湯」といった見方もあるそうな。男女問わず、カップルで行くのもよいかもしれませんね。
ひろびろとした脱衣所はアメニティも豊富
男湯の暖簾をくぐってまず「広っ」って思いました、目測で20平米mくらいあるんじゃないでしょうか?🤔
図式で設備と注意書きが大きく描かれた壁に好印象。説明文もユーモアがあるので、威圧感を感じさせません。「炭酸浴にはNK細胞(ナチュラルキラー細胞)を活性化させ、ガン細胞やウイルスを撃退する」そうで、ちょっと厨二心をくすぐらせる語彙にワクワクして参りました。
その壁の裏手側がロッカースペース。木籠の形が独特でまるめ。ロビーと脱衣場の床は肌ざわりに優れたベルギー製の新素材を敷き詰めているらしく、靴下をぬいで裸足のさわり心地も良い感じです。
リラックススペース(マッサージ機あり)には、青椅子と「ととのい」に良さげなベンチあり。
嬉しいのは、化粧水と乳液、綿棒とアメニティが備え付けなところです。じぶんは銭湯セットとしてそれらは準備していますが、ふらりと寄ってみた方も喜ぶんじゃないでしょうか。
そして、畳一畳はある大きな液晶テレビが浴場側に向けたものと脱衣室に1つずつありました。これは長居してしまうよな〜と脱帽です。
浴場入り口にある物置場も白くてかわいいものを設置されていました〜。
BGMはピアノ曲、蓮型シャワーヘッドが嬉しい洗い場
画像引用:「妙法湯」さんTwitter
浴場に入ったときにまず気づいたのは、BGMに軽快かつ癒されるようなピアノ曲が使われていることでした。非常に耳に心地よい空間が創出されております。
内観は白からクリーム色基調。立ちシャワーは一基、ホース式で使い勝手がよく、温度を調整して手押しで湯水がでる、新式のタイプです。
洗い場は丸鏡がかわいいポイント、そしてカラン1つにつき洗面器と椅子が1つずつあるスタイル。肌質が弱いかたのためでしょうか、男湯のみ硬水(軟水不使用)の洗い場もあります。
季節が暑くなってきたためか、ひんやりしたボディソープ・シャンプーが備え付けられています。じぶんはとくに腰が悪いわけではないのですが、負担が少ないので椅子が高めなのは非常にありがたいですね。
このほかバリアフリーの取り組みが多くのところでみられます。「段差に注意」beware of depth.と英語表記でもところどころに但し書きがあり多言語化対応への姿勢も感じ取りました。
すっごい広くて気持ちよしおな「軟水・炭酸・シルキー風呂」!
画像引用:「妙法湯」さんTwitter
とにかく「浴槽も広いな!」と感じたのも妙法湯さんの魅力です。いちばん広い浴槽で7〜8人くらいが足を伸ばして肩までつかれるくらいひろいんじゃないでしょうか。
すべてのお湯に毛穴の汚れを除去し、保湿作用に優れた「ナノマイクロバブル」を採用されておるそうで、日本初(2019年1月現在)となる「軟水・炭酸・シルキー風呂」をはじめ、水風呂、電気風呂、ジェット風呂、ミクロンバイブラ風呂がバランスよく配置されています。
自分が入湯した際の湯温計記録ですが、1番広い「軟水・炭酸・シルキー風呂」は40℃で、ほどよい締め付けのマッサージ感が味わえます。
隣の浴槽は適温とされる42℃で、ミクロバイブラ風呂、電気風呂は揉兵衛(じゅうべえ)タイプ(久松湯さん、万年湯さん)で数分おきにじわーっときたりポンポン叩かれたりバチバチ痛いくらいきたりと刺激あるグレートなお湯です。すごいぞ揉兵衛(じゅうべえ)!
10点穴くらいから噴き出るジェットバスは、スイッチが壁でなく、手やタオルなどを置くスペースにあるのに珍しさを感じました。たしかにこちらの方が重力つかえるのでプッシュに力がいらないですね。
窓は開けることが可能で(もちろん目隠しがされております)、ときおり外気を入れているほかの利用者さんにも「ありがたいなぁ」と思わされました。
水風呂は22℃。階段式で一番深くて肩まで入る深さがいい感じです。
高温サウナは閉じきっているためか、前述のピアノBGMがはっきり聴こえます。4〜6人が入るサイズで、さすがの高温100℃。ピアノの清浄な音色を聴きながら、水風呂との高低差交互浴がはかどるのなんのと……。ととのいが深かったです、ありがとうございます( ;∀;)✨✨
常連さんの賑わう声も、入浴後にビールも楽しめる
リニューアル当時のコンセプトは「お湯にこだわる」とのことらしく、入浴後ほんとうにそうだなーっ思わされた良いお湯でした( ´ ▽ ` )
入浴後、受付近辺でのミニギャラリーでは椎名町界隈のアーティストの作品も展示しておるようでしてぼうっと眺めていたところ、生ビールサーバーを発見した湯上りの女性たちが、なにこれ飲めるの?! さいっこー、写真とるしかないとスマホで撮影してたりしてました。
お店の方とも知己の仲らしく、常連さんかと思われます。若い世代のかたも湯も見た目にも湯上りも楽しめる、素敵な空間だなと感じました。
みなさまも機会がありましたら妙法湯さんに足を運んでみてください。
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都豊島区西池袋4-32-4
営業時間:15時〜25時
定休日:月曜
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)※2019年10月より10円値上げ
備考:サウナ等別料金
【過去記事】おすすめ銭湯さん( ´ ▽ ` )
【銭湯・サウナ】「観音湯」(渋谷区・幡ヶ谷)サウナ水風呂の温度差さいこう! じっくりと深い「ととのい」に宇宙(そら)を感じる……!
Hey you all. Yang-Kuriyama(ヤン・クリヤマ@kuriyama1youth) is in da house, yo!
あ、はい、どうもこんにちは。銭湯とかサウナね、何がよくて通ってるかっていったら優しい気持ちになれるからなんですよ……。
なんかツラいことがあったとしても「これが終わったら俺は銭湯とよろしくやるからな」という気概があれば、たいがいのもんはなんとかなるもんです( ´ ▽ ` )
さて今回は、2019/8/3お昼入店@「観音湯」(渋谷区・幡ヶ谷)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!
- 幡ヶ谷駅北口からすぐそば「観音湯」さん
- クリーム色基調の浴場、露天風呂あり
- 浴槽もちろん、サウナ水風呂の温度差ばつぐんでスッキリ!
- 僕 銭湯サウナが好きだ 中途ハンパな気持ちじゃなくて
- 銭湯概要
- 【過去記事】近隣のおすすめ銭湯さん( ´ ▽ ` )
幡ヶ谷駅北口からすぐそば「観音湯」さん
新宿からもいける良アクセス、京王新線「幡ヶ谷」駅を下車して北口へ細道をいきながら徒歩3分の好立地である「観音湯」さん。もう看板のフォントからして「ハイこれぜったい良いー」ってトコでした。
入り口のマットからして東海道五十三次で「いらっしゃいませ」ですし、こりゃ期待が持てるなぁと店内へ。
筆者の観測範囲で恐縮ですが、「健康浴泉」さんや「柏湯」さんに続き、こちらのロビーにも横尾忠則さんピンクシリーズ「お堀」のレプリカポスターが置かれています。ただしすべて、バリエーションがたくさんある中の風呂場で泳いでる場面でした。
これ調べて分かったんですが、横尾忠則さんは2002〜2004年における東京都浴場組合のPRポスターを担当されていたのですね。ウオオ、と。
というか今も販売されているもようです! 2003年作「お堀」とのコラボだったのかって驚きました!
ロビースペースには2つの球が上下に動くクラシックタイプでして、わりとこれゴツゴツしてていいんすよねー。
脱衣所は目測で18平米mくらい、新し目のロッカーに竹敷の床がハダシの足に気持ちよかったのが印象的でした〜。
クリーム色基調の浴場、露天風呂あり
浴場はもちろん撮影禁止なんで画像はございません。
ですが突き放すのも味気ない。
これは魔法なんですが、「●●湯 地名」でググるとほとんどの銭湯さんの浴場内がみれます。
正式に浴場内の撮影を許可されたからあげられてるんでしょうが、そうでない場合はダメですからね!
はてさて浴場は白・クリーム色基調となっております。壁は直方体タイルを積み上げて岩のようになっているところも特色です。
ビル内銭湯ということもあり、天井はやや低めに感じるかたもいらっしゃるかもしれません。ほかの利用者さんの身長と照らし合わせ、約3.5mくらいと見受けられました。
ですが、露天風呂スペースがあるからか、圧迫感はそれほど感じられません。その露天風呂も周囲を壁に囲まれているため、安心感を得られるかたが多いのではないでしょうか。
浴槽は左手側、右手側が洗い場(カラン)、というレイアウトになっており、左手手前には立ちシャワー1基。カランには無料ボディソープ・シャンプーがあり、快適に体を洗えます。勢い強めの固定シャワーもいい感じでした。
浴槽もちろん、サウナ水風呂の温度差ばつぐんでスッキリ!
さて、浴槽ですが、真ん中に球状の噴水があるルックスが特徴的です。噴水といっても水が噴き上がるスタイルではなく、猫飼いのひとは自動給水機を思い浮かべると近いかもしれません。じんわりとこんこんとお湯が出てくるなぁ( ̄▽ ̄)と思わされる平和感に一役買ってます。
湯温は42℃で、素の部分とマットバイブラ(気泡風呂)、若干やさしい強さの超音波(ジェット)風呂、それに電気風呂が設置されております。
このブログはじめたばかりのころは苦手だった電気風呂も、こちらはクラシックスタイルでじんわりいいかんじ。これくらいがちょうどいいなー、と思わされるシビれでした。
前述した露天風呂の湯温は44℃で、岩風呂のゴツゴツ感が自然と生み出すマッサージ効果が期待できます。また、露天であるぶんサウナーにとっては外気浴ができる絶好のポイントでもあると言っていいでしょう。
水風呂は深風呂式で青いタイルが印象的で大人2人が入れる大きさ。体感で20度くらいだったかと思います。
それと、追加料金を支払うと入れるドライサウナは100℃でこちらの温冷交互浴は格別でした……。いちおう、仕様は格納式で12分計あり、テレビ・ラジオなしの「沈黙・瞑想系」。8〜10人は収容可能な広々感あります。
お風呂とサウナ⇆水風呂の交互浴、中盤に外気のあたる場所で休憩、終盤に腰のおろせるところで目をつむって耳をすましてごらんなさい。宇宙がみえます……。
「観音湯」さんはそこのところとても良い環境でした( ´ ▽ ` )
僕 銭湯サウナが好きだ 中途ハンパな気持ちじゃなくて
さて白状しなければ!
今回も幡ヶ谷ヘビーシックで行なわれたライブのリハ後に行ってきたのです……。
結果としてスタート前に楽屋で大きな「ととのい」がきて宇宙と同化して、ちょうどオープン時にすごい優しい気持ちになれたので、完全にバンドやってる方とかリハ後銭湯おすすめできるんじゃないかと……。
いつもより安定した強いビートが演奏できた気すらします。交互浴による自律神経の回復、というか心身のコンディション向上はサウンドとおおいに関係がある、間違いなく……!
銭湯は入浴後ふつうにパウダールームとして衣装へ着替える、とかで利用する合理的な一面もありますし。
特にこれからの暑い季節だからこそ、気を鎮めるチャンスとして銭湯はオススメです。
みなさまも機会がありましたら「観音湯」さんに足を運んでみてください。
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都渋谷区幡ケ谷2-46-7
営業時間:13時半〜24時
定休日:不定休
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)※2019年10月より10円値上げ
備考:サウナ等別料金
【過去記事】近隣のおすすめ銭湯さん( ´ ▽ ` )
【銭湯・低温サウナ】「月の湯」(中野区・中野富士見町)高い空色の天井と中島絵師のペンキ絵に好印象!
Hey you all. Yang-Kuriyama(ヤン・クリヤマ@kuriyama1youth) is in da house, yo!
どうもこんにちは。もうここんとこめちゃくちゃ暑いっすね。熱中症対策に気を遣って参りましょう。
具体的に言うと、銭湯サウナ温泉後はふつうにお水やお茶とかで飲んでくださいー。ビールで水分補給した気分になってるとやばいっすよ、俺たちの乾きはそんなもんじゃ癒されないんだ!
とゆわけで(どんなわけだか)2019/8/1夜入店@「月の湯」(中野区・中野富士見町)さん感想をご紹介させていただきます!
CONTENTS
- 中野富士見町に煙突そびえる「月の湯」さん
- 中島絵師によるペンキ絵は高い天井によく似合う
- ぬる湯の薬湯・ジェットと深ぶろ低温サウナゆったり
- 生活に開放感を与えてくれる銭湯
- 銭湯概要
- 【過去記事】近隣の銭湯さん( ´ ▽ ` )
中野富士見町に煙突そびえる「月の湯」さん
JR総武線「中野」駅からバスもでていますが、一番最寄りの丸ノ内線「中野富士見町」からは徒歩10分〜15分くらいの立地にある「月の湯」さんは、風情といい「近隣のお客さんが多いだろうな」と思わされる銭湯さんです。
まず入り口のタイルばりとガラスブロックがきれいで、それだけで納涼感が増します。
下足箱は松竹錠。男湯と女湯の入り口が異なり、かつては番台型だったのだろうな、と思われる受付にはしかし、竹の絵が描かれた暖簾がかけられて番台位置からは脱衣所の目隠しとなっております。女性に安心な配慮かと。
脱衣所からして天井が高く、格子模様の格天井となっております。
広さは目測で20平米m。床は木製の板張りとなっており、ワックスがこまめにかけられているのか掃除が行き届いている印象でした。
壁2面にロッカーがあるほか、中央に島ロッカーあり(20名分収容)。2人がけのソファが2つあり、ここで入浴後ふわ〜ってできるスタイルです。
建物向かって右手前側にあるお手洗い付近にはには公園にあるようなしっかりした木製のベンチがあり、ゴツゴツした感じが好みのかたはここで休むといいかもしれません。
中島絵師によるペンキ絵は高い天井によく似合う
浴場は青基調の爽やかな感じ。
正面のビジュアルは、偶然なのですが、前回いった松原湯さんと同じく、男湯と女湯の境目、中央頂点に富士山のペンキ絵がなされた中島盛夫絵師によるものでした。
男湯は川辺から滝のように湯船に水が入ってきているように描かれています。
壁タイルに花しょうぶが垂れているよう直接描かれているのも特徴ですね。
男女の仕切り壁には九谷焼のタイルには鯉と金魚が品のある筆致で描かれています。こちらは銀座の金春湯さんを彷彿とさせる、スッと胸の内に入ってくる絵です。
特筆すべきは、湯気抜きの天井がめちゃくちゃ高いこと。
基本的にじぶんはホーム銭湯である小杉湯さんを基準として広さ高さを感じているのですが、同銭湯さんよりもだいぶ高かったです。
島カラン近くにある水色の柱が支えているのもありますし、青く塗られたことからも開放感を設計上ねらったものではないでしょうか。だいたい地上15mほど……、かと思われます。
桶はプラスチック製、ケロリン桶と同様のものですが、「月の湯」さんオリジナルの刻印がなされています。排水口はヨットの意匠。備え付けボディーソープとシャンプーがありますので、ちゃんと体を洗ってから浴槽へ向かいます。
と、バックヤードに回るスタッフ導線が階段ではなく斜面になっており、バリアフリーの様子だと気づきます。浴場内でバリアフリーなのは珍しいのですが、階段式だとお客さんが運が悪い場合に転倒したときに頭をぶつけて……とか不慮の事故を防げるからかもしれないな、と思いました。
ぬる湯の薬湯・ジェットと深ぶろ低温サウナゆったり
浴槽は奥の壁際に大きな湯舟に区切られて湯温管理されている東京式銭湯の装い。
向かって右側にある薬湯は日によって変わるらしく、当日はコラーゲン湯。こちらは40℃のぬる湯となっており、まずはこちらで体を少しずつお湯に慣れされるよいかと〜。
42℃に設定されたもう1つの深風呂浴槽がメインらしく、バイブラが効いた箇所と、体を入れて全身にくるボディマッサージ、そして冷えた水枕つきの座ジェット湯。こちら格別です。
無料サウナは中野区の独特のものでしょうか、ガスストーブによる低温サウナです。当日はガッツリとサウナの気分でもなかったものでふわーっと体があったかくなるのを楽しみました。
冷水シャワーで交互浴をして、高い、高すぎるなぁ、と天井を見上げる。
生きてるな感、幸福度があがります( ´ ▽ ` )
生活に開放感を与えてくれる銭湯
「月の湯」さんは正月2日のみ朝8時〜13時の朝湯を実施されているそうです。
しかし今回、高く青い天井を見て、湯に浸かって思うことは、やっぱりクラシックスタイルの銭湯さんでしか味わえない良さがあるんですよね。
温泉だと視界が開けるでしょうが、密室でだからこそ出せる開放感というか……。改めてそう感じさせるよいお湯屋さんでした。
みなさまも機会がありましたら足を運んでみてください。
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都中野区南台2-30-7
営業時間:15〜23時
定休日:月曜、火曜
料金:
大人 460円(税込)
(東京都公衆浴場料金)
備考:低温サウナ無料
【過去記事】近隣の銭湯さん( ´ ▽ ` )
【銭湯】「松原湯」(世田谷区・明大前)お風呂よし、漆塗りの床や毎年変わるペンキ絵も必見!
Hey you all. Yang-Kuriyama(ヤン・クリヤマ@kuriyama1youth) is in da house, yo!
どうもこんにちは。ちょっと時間との勝負系のやつに挑んできました。
結果、〆切を設定して時間配分するのはとても大切だなと。良い意味で「あ、これ無理だわ」ってのは瞬時に切り捨てる意識を鍛える、といいますか。日々まなばされますね。
さて今回は、2019/6/28夕方入店@「松原湯」(世田谷区・明大前)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!
CONTENTS
- 明大前駅から線路沿いを歩いて「松原湯」さん
- 漆塗りの床が輝き昭和70sが流れる脱衣所
- 印象的な中島盛夫絵師のペンキ絵は毎年描きかえ1年限り
- シンプルかつのんびりと爽快感がある浴槽設備
- 女湯ペンキ絵の写真掲示あり、双方を鑑賞できる
- 銭湯概要
- 【過去記事】近隣の銭湯さん( ´ ▽ ` )
明大前駅から線路沿いを歩いて「松原湯」さん
京王線「明大前」駅をおりて線路沿いを東方面にテクテク歩いて5分程度。左手に折れたところで「松原湯」さんのカンバンが見えます。
薬湯は木曜・日曜に実施しており、当日は日曜日。
—
本日のお湯は
「古き良き日本」伝統薬湯『紫根エキス』配合(保湿成分)
贅沢な色と香りで寛ぎのひと時をお楽しみ下さい
—
と、「医薬部外品」として掲示されておりました。
業務用入浴剤を手がける(株)ヘルスビューティーによると、「美容に名高い「ムラサキ」という植物の根を乾燥させて得られた紫根は、肌の乾燥を防ぎ、美しい肌へと導きます」とのことです。
入り口からして「おお」となったのは、下足箱付近のすのこでした。漆が塗られて足触りもよく、ピカピカとカッコよい輝きです。
ロビースペース壁には中島盛夫絵師の赤富士絵が飾られていました。額縁合わせてB2サイズくらいだったと🤔
漆塗りの床が輝き昭和70sが流れる脱衣所
脱衣所の床も、玄関すのこと同じく漆塗りのオレンジ色でピカピカだったの格好良くてよろしいなぁと( ´ ▽ ` )
島ロッカー片方は市松模様的に空きとしており、もの置き場として利用されています。
青色基調で黄色、白、黄色がはさまる青色ベンチがあり、ここで入浴後のんびりできるスタイルです。BGMは昭和70s歌謡曲が中心で大きすぎずにうっすら流れています。
また、鏡が多いの印象に残りました。向かって左手上部、大きな全身鏡、脱衣所と隔てるところにある丸鏡(下には手洗い場も)、あと本屋さんで万引きを防ぐようの魚眼レンズみたいな鏡もありました。
浴場へ向かう引き戸を開ける際、そこのタイルがきれいだったんで注視してみてください〜。
印象的な中島盛夫絵師のペンキ絵は毎年描きかえ1年限り
浴場へ。雲抜きの青色と水色の縁取りが綺麗で、外から見たら意外なほど天井が高いつくりです。
「松原湯」さんの外観からは分からなかったのですが、そもそもが宮造り建築だったらしく、いまもなお吹き抜けの高い格天井はよく掃除されており、綺麗な空色を保っておりました。
「30.10.26 ナカシマ」とサインが残されていたペンキ絵は、富士山の頂点が男湯女湯の境目にある壁一面スタイル。男湯側ですと、手前にナイアガラの滝みたいな描写があります。偶然にもこの日は紫根エキス風呂でしたので湯面も紫色で、そちらにも趣あり。
背景のペンキ絵は毎年描きかえるそうで、毎年1年限りの風景が描かれるそうです。
境目タイルは30センチタイルが9つ使われていたようでしたので、おおよそ270センチと推定できます。その上の蛍光灯が高さを持って配置されており、特に女性には安心感を持って入浴できる環境ではないでしょうか。折しも時間帯のためか、中高年女性なん人かの笑い声が聞こえてきました。
立ちシャワーは2基の蓮シャワーでボタボタとくるいい感じ。
洗い場の鏡は半円と長方形が合わさった形で、以前ご紹介した銭湯さんだと大田区の「草津湯」さんが近いかもです。ケロリン桶で低めの水色のプラスチック製いすが用意されておりました。蛇口式シャワーは濃い茶色で、動作も好感触。
シンプルかつのんびりと爽快感がある浴槽設備
湯温計は適温の42度を示していましたが、少しぬるめに感じました。こちらは筆者は小杉湯の朝湯の習慣が続いているため、当日はあつ湯交互浴をすでに実践していたからかもしれません。おそらく湯温計の数字が正しいかと🤔
紫蘇の葉のおかげか爽やかな香りがたちこめており、当日チャレンジ後の緊張をほぐしてくれました。
大きな浴槽にジェットとミクロバイブラ、押しボタン式水枕ありジェットを装備。立ちシャワーとの温冷交互浴でスカッと整い、夕飯準備に間に合うように早めに出ました。よいお湯でした〜。
ε=ε=ヾ(*゚ー゚)シ |風呂|
女湯ペンキ絵の写真掲示あり、双方を鑑賞できる
入浴後に脱衣所で涼んでおります。選曲が柔らかくてチルいなぁ、と思いながら、甲斐バンド「HERO(ヒーローになる時、それは今)」が流れました。
ヒーロー、ヒーローになる時、AhAh、それは今。
……いや、いまじゃねえなぁ〜( ´ ▽ ` ) と、あくまでゆったりのんびりとしとりました。
すこし驚いたのは帰ろうとしたとき、脱衣所後方に女湯から見た場合のペンキ絵はどうなっているのか、の写真掲示があるのに気づいたことです。富士山に船が行き交う景色です。双方の記録を残すことで、中島絵師のお仕事、作家性を共有してくれているのだな、と気づかされました。
男湯女湯の絵の違いは利用者には見えにくいところですのでこうした配慮はありがたいですね。
みなさまも機会がありましたら足を運んでみてください。
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都世田谷区松原2-31-12
営業時間:15時45分〜22時
定休日:金曜
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)
備考:無料シャンプー・ボディーソープなし
【過去記事】近隣の銭湯さん( ´ ▽ ` )
【銭湯・サウナ】「大和湯」(杉並区・東高円寺)銭湯広告や居心地の良さが見所&居どころ!
どうも、ヤン・クリヤマ(@kuriyama1youth)です。こんにちは。なんか体調わるいな、って思ったら銭湯へ6日連続で行ってなかったのが原因でした。
いきなり夏になったりと寒暖差はげしい今夏ですが、自律神経よわよわな人は体の表面は暑い、内側は冷えてる、というおかしな事態に陥ったと思います(俺もそのうちの1人でした)。
銭湯習慣はそんな自律神経不安を和らげるのにも効果的なんでぜひ!
さて今回は6日ぶりにはいりました銭湯、2019/7/27夜入店@「大和湯」(杉並区・新高円寺)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!
- UFOクラブに出た時いきましたね「大和湯」さん
- クラシックスタイル、洗濯機がある脱衣所
- 銭湯広告あり、外観より高めな雲抜き天井
- 湯温は熱め。オールドタイプの電気風呂がビビビっと!
- 入浴後は軽くストレッチして疲れをとりましょ
- 銭湯概要
- 【過去記事】近隣のおすすめ銭湯さん( ´ ▽ ` )
UFOクラブに出た時いきましたね「大和湯」さん
東京メトロ丸ノ内線「東高円寺」駅から徒歩6分程度、住宅街の中にある「大和湯」さんは、建物の間に奥まったところに位置しております。
今回は銭湯仲間からオススメされてたなぁと向かったのですが、入り口時点でデジャブが。ライブハウス「UFOクラブ」に出演したときに「水風呂がある銭湯ちかくにないか〜、交互浴したいんじゃ〜」と探したうちの1軒で、以前いちど入湯済みでした。
下足箱の錠はSAKURA-G。「パウチ式のシャンプー・ボディーソープご用意あります」とわかりやすい位置に張り紙がされていて、一見さんにも配慮されておられるなぁと感心しました。
外観からは予想外に、受付時から高い天井。サウナ込みで660円。貸し出しバスタオルは「大和湯」さんの刻印がはいっていました。
パウチ式のアメニティは「ミスティⅡ」で、真っ白に「body soap」とか書かれてるシンプルなデザインで好感が持てます。
クラシックスタイル、洗濯機がある脱衣所
脱衣所の広さはおそらく7平米mほどで真ん中に木製の長椅子があり、こちらで入浴後に休憩することができそうです。ロッカーは「SAKURAⅢ」のクラシックスタイル。
脱衣所入り口入って左手、浴場への反対側には脈拍計と電気マッサージ機がセッティング。お手洗いがいったん外へ出て行くかたちになっており、そこで外気を少し浴びれるな、と思いました。
浴場すぐ手前には洗濯機がありますので、ここで入浴前に脱いだものを洗濯、出たら取り込む、とかも有りかもしれません( ´ ▽ ` )
銭湯広告あり、外観より高めな雲抜き天井
浴場に入りますと、その青基調な内観がまず第一印象。浴槽側奥の壁には太陽と月と人間をサイケ調に描いた絵がいくつか描かれており、ちょっとしたハイカラ感があります。
雲抜きは高めで、外観は平成ごろに建て替えられたのかな? という清潔感がありましたが古くからある銭湯建築構造なのだと伺えました。
床は15センチ正方形タイルの市松模様。色は濃い灰色と薄いグレーでした。
そして、新高円寺の弁天湯さん以来でしょうか? 銭湯広告があるのを発見しました〜。
鏡広告ではなく、男湯女湯の境の蛍光灯部分に配置されております。質屋さんやお医者さん、そしてご近所ですしで「救世軍ブース記念病院」さんによる提供でお送りされておりました。
もちろん触ることはできませんで目視確認ですが、おそらくアクリルかプラスチック製かと思われます(´~`)
立ちシャワーは強めの温冷が浴びせかけられるタイプが1基ありました。勢いよいのは一気に入浴テンション上がりますね。
洗い場はシャワーヘッドが茶色でプッシュ式の温冷カラン。ケロリン桶。入店時にいただいたパウチで身を清め、入湯です。
湯温は熱め。オールドタイプの電気風呂がビビビっと!
浴槽は大きな1つのお風呂が数種類に分けられるタイプでした。
そのときの温度計によると44℃。大風呂は素の風呂と弱めのマットバイブラで水色タイルが印象に残りました。
ジェット風呂2基で水枕ひんやり。なかなかの湯心地( ´ ▽ ` )
そして、電気風呂は濃茶タイル、ビビビと、水木しげるマンガのようなうちごたえが来ていい感じ⚡️ 昨今のマッサージ式とはまた違った良さがあります。
低周波の電気ショックは整形外科・整骨院でされる電気治療と同じくらい効果があるそうです。はじめはなかなか慣れが必要ですが、痛みに強いお尻と背中から引き下がるかたちで入るとうまいこと入ることができます。この入浴法おすすめです!
温冷交互浴に良さげな水風呂は22℃設定。源泉が循環される様式のようです。広さは2人が入って満杯くらいですが、バイブラもありますしサウナ正面にある良配置、また、囲いがあるのもよいポイントなのかとおもわれます。
サウナは80℃を示していました。おそらく遠赤外線のドライサウナでして、4人くらい収容可能の大きさです。
時計はなく、ゆったり頭の中で音楽を流してボンヤリものを考えたり考えなくしたりするのによいなぁと思いました( ´ ▽ ` )
入浴後は軽くストレッチして疲れをとりましょ
入浴後、脱衣所と浴場の境目に入浴時利用者さん用のスチール製物置場がありましたが、ちょうどそのそばに頭上に扇風機がありまして、そこでぼうっと立ってると髪乾かすのによしおだなぁと思いました。
利用者さんは健康に意識の高いかたが多いらしく、ストレッチをされている人がたくさんいました。少し体を伸ばしたら、自分もスッキリしました。こういう良きの連鎖はよいですね。
どちらかというと男性にオススメの銭湯さんかもしれません。学校も近いですし、部活動帰りの学生さんとかいいかもですね。
みなさまも機会がありましたら東高円寺の大和湯さんに足を運んでみてください〜。
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都杉並区和田1-71-18
営業時間:16時〜24時半 日曜は15時から営業
定休日:月曜
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)※2019年10月より10円値上げ
備考:サウナ等別料金
【過去記事】近隣のおすすめ銭湯さん( ´ ▽ ` )
【銭湯・サウナ】「第二宝湯」(杉並区・荻窪)ロビー壁一面にもペンキ絵が! センスよい街ナカ銭湯さん!
ヤン・クリヤマ(@kuriyama1youth)です。どうもこんにちは。あ、導入とかもうどうでもいいすわ。ここめっちゃいいです! ご近所の荻窪民や阿佐ヶ谷民いってください! おすすめ!
さて今回は、2019/7/20夜入店@「第二宝湯」(杉並区・荻窪)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!
- ロビー壁一面の富士山絵にびっくり! 「第二宝湯」さん
- ひとつひとつの設備にセンスを感じる脱衣所
- 4面に描かれた富士山絵はもちろん、見所多い浴場
- 入浴体験ふかぶかと気持ち良い浴槽設備よ~
- 自分を取り戻させてくれる銭湯
- 銭湯概要
- 【過去記事】近隣のおすすめ銭湯さん( ´ ▽ ` )
ロビー壁一面の富士山絵にびっくり! 「第二宝湯」さん
JR中央線「荻窪」駅北口より直線距離で1kmくらいなので10分程度、駅からバスなら「稲荷横丁」を下車してすぐの立地。
住宅街にある「第二宝湯」さんは遠目では煙突が、近場にいくときらきらひかる装飾が綺麗なお湯屋さんです。日大二中・高が近く、部活帰りとかに訪れる学生とかも多そう。
入店する前に、なんとロビーの壁一面に富士山のペンキ絵が描かれていてまずびっくり。
入ってみると番頭のかたと常連さんがお話されていて。
受付を済ませ、自分が銭湯お遍路のスタンプラリーをしている人なのだな、と察してくれたのか、常連さんが「この(壁一面の)ペンキ絵すごいでしょう、7月中旬に丸山清人さんが描いたんですよ」と教えてくださいました。
「良いときにきました、ありがとうございます」と礼を言い笑顔で脱衣所へ向かえたのはとてもよいことです。
このほか、ロビースペースの椅子もカフェにあるようなパッチワークのふかふかしていそうなもので、テーブルの中心にはハトムギ化粧水のボトルが。こうした配慮もありがたいですね。
先日、ラウンジの銭湯壁画を丸山絵師に描いていただきました。
— 第二宝湯(杉並区)男湯サウナあり/日曜日は薬湯! (@takara_yu) 2019年7月22日
両端の桜を描き始めたところデス。#東京銭湯 #銭湯 #宝湯 #杉並区 #荻窪 #sento #銭湯背景画 pic.twitter.com/Y5TYyVy7O5
ひとつひとつの設備にセンスを感じる脱衣所
脱衣所ロッカーは、掲示によるとユニークロッカーと銘打った市松模様になってる階段式。空のところが物置場になってとても便利です。
広くニスが塗られた木製の床もすべすべしており、清掃へのキチンとした取り組みが伺われました。浴場へ向かうロッカーがDIYな手作りっぽく、しかも堅牢性たかし。
椅子も1人用の網椅子、竹板の椅子、竹ひご製らしき長椅子と、入浴後ひといきととのいに良い感じです。
ひとつひとつが丁寧にセンスよく配置されているのが印象的でした。
4面に描かれた富士山絵はもちろん、見所多い浴場
浴場はもちろん撮影禁止なんで文章にて。
浴場に入りますと、まず目を引くのはロビーに引き続きましての富士山ペンキ絵。
「第二宝湯」さんでは正面、柱2面、壁側面ヨコ2mほどの4面を通して描かれており、空間が拡張された感覚がとてもよろしいです。サインはやはり丸山清人さんもので、令和五月三十一日となっておりまして、改元後ごく最近に描かれたもよう!
男湯女湯の境目には陸橋のような赤いインスタレーションがかかっており「旅感」を煽ります。鉄道旅行かな~。
天井は体育館のようなアーチに18~20インチの白色透明巨大電球がありかわいさ💡
両壁に蛍光灯が4基ほど設置されており、十二分な明るさを保っていてくれています。
壁の一部は石壁。床と洗い場スペースの配色はクリームとうす桃色で、床は10センチ正方形タイルを使用されているようでした。
立ちシャワーは右壁と左のサウナ至近に1基ずつ。
洗い場は長方形鏡で座ったところの位置に物置スペースあり。風呂桶と椅子はプラスチック製の水色のものでした。なお洗い場の下には湯タンクがあるため、タイルが暖かく、体を洗っていながらも寒さを感じない設計になっているそうです。
色数は多いですが目にうるさくなく、みるものに調和を感じさせるデザインだと感じました〜。
入浴体験ふかぶかと気持ち良い浴槽設備よ~
浴槽設備ですが、以下じぶんが入湯したときの温度計によると、
40℃の素のふろ、マットバイブラがありました。日曜日はどくだみ湯など各種の薬湯もされているそうです。
44度のあつ湯はジェット風呂2基と、電気風呂。後者は「パルスマッサージ」と称されており、3分間で1巡するマッサージ効果が強めでした。これまでじぶんが行った中ですと、「万年湯」さんや「久松湯」さんの電気風呂と同系統でしたが、それよりも揉みが強めかも。
水風呂は温度計なしでしたが、体感で20度くらいかなと。空色タイルで丸山さんのペンキ絵と視覚がユニゾン。浅めだったのでお子さん連れも心配が減るかも。最大4人が収容できるくらいの大きさでした。
コンフォートサウナは女性には申し訳ありませんが男性のみ。90度、10人半ばくらいは入れるんじゃないかという広さ。12分計とテレビあり、リモコン操作が可能でして、テレビすぐそばにありました。
温冷交互浴がとてもよく捗り、よい入浴体験を味わいました( ´ ▽ ` )
自分を取り戻させてくれる銭湯
まったくもって同感す( ´ ▽ ` )
そこまで新しくない建物ですが、リノベすることなく、センスを感じさせるお店の方々すごいなぁ……と感嘆しました。
ですが一方で、このサイコーな銭湯さんで「ととのいきれない?」となったので、ああこれは自分自身がうまくいっていないからだ、ご自愛できてないからだ、と気づけました。いま思えば自分、そのころ心配事が多々ある時期だったんですよね。
良いところだからこそ、自分の意識していなかった「余裕のなさ」に気づけた貴重な体験でした。リラックスすること、チルアウトスペースって、そういう意味でも重要だとあらためて思わされました〜。
みなさまも機会がありましたら「第二宝湯」さんに足を運んでみてください。
ぜひとも( ´ ▽ `)
銭湯概要
住所:東京都杉並区本天沼2-7-13
営業時間:15時半〜24時
定休日:金曜
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)※2019年10月より10円値上げ
備考:サウナ等別料金
【過去記事】近隣のおすすめ銭湯さん( ´ ▽ ` )