打てば響く

ドラム・パーカッションを主に演奏する書き手の小説や洋楽英詞和訳など執筆活動記録。また音楽活動とそれらを継続させるための健康活動を記録しています。

【ドラム初心者向け】第3回 本物のドラムはお金持ちじゃないとすぐに演奏できないんです……! 個人練習でスタジオを予約しましょう!

 

前回の記事の最後で「次回は実際にドラムを演奏してみます」と書きましたが……。

スマンありゃウソでした。

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kuriyama1youth.hatenablog.com

 

石油王とか機関投資家やら、なんでもいいんですが、あなたがお金持ちのご子息でめっちゃ広い家で防音室があったりしない限りドラムをお部屋で演奏するのは難しいです。

 

標準的なドラムセットを組むためには畳2畳分くらいの広さが必要になります。防音や防振にも気を遣わなくてはなりません。少なくともでっかい部屋に住んでないと厳しいです。

 

地方ならまだしも、都市部では難しいと思います。

 

筆者はリアル中二のとき実家の納屋にドラムセットを置いてぶっ叩いてましたが、やっぱり音が大きくて怒られたり場所とったりしてで怒られました。

 

まぁありゃうるさかったよなあ( ;∀;)と、当時を思えばそりゃそうだと反省しております。そして数ヶ月後、そこには元気に走り回るわたくしめの姿が! もう2度とあんなことはしないよ。

 

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というわけで俺は読者のみなさまに自分と同じ轍を踏んでもらいたくはありません。

 

ドラムを演奏するためには、ドラムセットがある場所へ行かなければならんのです。

 

どのような手順でスタジオを予約し、入るためにすべき手順を今回のエントリではご紹介したいと思います!

 

CONTENTS

 

検索してお近くの音楽スタジオを調べてみよう!

 

まず読者のかたが、誰か仲間から誘われたという状況ではなく、個人的に始めようとしているという想定で、何も前情報がない状態からご説明します。

 

最初に検索サイトにて「『ご自宅の最寄駅』 音楽 スタジオ」といれて、探してみましょう。

何軒か候補がみつかるとおもいます。

 

大切なことなのですが、ドラムを続けると仮定して、というかなんでもやりはじめるとそうなのですが、何かを始めようとすると、次回に「めんどくさい」という人間やってて一番の障壁が遅かれ早かれ立ちはだかります。

 

ご自宅の近くにスタジオがあるとその「めんどくさい」が緩和されるため、近く引越しをなされる人は将来を踏まえた物件選びをするとよいかと思われます。感じなくていいストレスは避けていきましょう。

 

 また、練習スタジオ探しにはこんなサイトもあります。

studio-navi.jp

 

個人的にオススメなのは、はじめは料金や機材などで選ぶのではなく、リンキィディンクやNOAHなど、練習スタジオにおける大手を選んだほうがいいとおもいます。

無難ですが、ここでムリに冒険はする必要ありません。

下記からお住い地域の近辺にないかチェックしてみてください。

www.rinky.info

www.studionoah.jp

 

基本的に、都内で音楽スタジオが密集しているところは、新宿・渋谷・秋葉原などハブ駅が多いように感じます。

 

また、大学がある駅や高円寺・下北沢に代表されるライブハウスなど音楽を聴く場が多い土地に多く立地する場合が多いです。

 

交通事情は大きなファクターですから、今後バンドをされる機会に恵まれましたらご参考にしてください。

 

勇気を出してスタジオに連絡してみよう!

 

大前提を申し上げますが、個人練習での予約はほとんどのスタジオが前日からの受付となっています。スタジオ側からすればバンド練習で入ってもらった方が利益が出るからです。

 

ですので、「スタジオに入ってみたいなぁ」と検討している日の前日にスタジオへ電話をかけてみましょう。ここらへんはカラオケとか飲食店とかの予約と変わりありません。

 

このエントリを読まれている方にはコミュ障で、電話をかけるのも怖い、というかたもいらっしゃるかもしれません。

 

しかしながら、音楽スタジオで働いているスタッフさんも音楽をやっていることが多く、空き時間で楽器を触っている方もいらっしゃいますし、ホスピタリティーがはちゃめちゃにあふれているスタッフさんは非常に珍しいです。

むしろ「別にこっちもハキハキしてなくていいんだ」って気楽に思えます。思ってください。安心して電話してみましょう。

 

大丈夫、世の中の人みんなネクラです。優しくはされないかもしれませんが、お仕事なんでちゃんとあなたのためにスタジオをおさえてくれます。

 

「明日個人練習に入りたいんですけど空きはありますか」って訊き、オーケーであれば最後に日程と時間を確認して「よろしくおねがいします」って言って電話を切りましょう。そちらで問題ございません。すべては円滑に運びます。

 

私信ですが、スタジオで働いてて笑顔あふれて親切に接客されるスタッフのみなさま、あなたがたは稀有な存在ですし、いつも感謝しています。お仕事おうえんしております。大好きです。

 

そのほか特記事項として、ネット上でスタジオの空き状況を確認できたり、予約できる場合もあります。利用するスタジオのサイトをよくチェックしてくださいね。

 

ワクワクしながら練習台をポコって当日を待とう!

 

さて、スタジオ予約はこれにて終了です。

こちらも予約前に確認していただきたいのですが、スタジオの個人練習の料金相場は1時間でだいたい400円〜700円といったところです。

 

だいたいコーヒー1杯分のお値段で1時間がつぶせると思えば、筆者は安価で有意義な娯楽だと思ってます。なにより大きな声を出せたり、音を出せる、というのは喜びがあるものです。

他の楽器と異なる部分ですが、ドラムは前知識が特段必要なく、スティックでコンってやれば大きな音が出るものです。

とてもシンプルにストレスが発散できる、お読みいただいたかたへおすすめの趣味となることを期待します。

 

さて、次回こそスタジオの中に入り、ドラムセットと演奏方法についてご説明します。

 

当日まで枕や練習台をポコポコやって、期待してみるとよいかもしれません〜。第1回でご紹介したメトロノームアプリに触ってみたりするのも面白いかもですー。

 

いろいろ手を動かしてみると、生活に張りがでたり、ちょっと嬉しい出来事が起こったりするかもですよ( ´ ▽ ` )

 

なにとぞよろしくおねがいします!

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