【個人練】【リズム研究】NUMBER GIRL再結成記念 アヒト・イナザワ氏 ドラムカバー
ナンバーガール再結成!
なんじゃそりゃめでてー!🎉🎉🎉
ツアー決定!
どッひゃー!
さいこう! めでたい🎉
ぜったい行く! すでに申し込んだ!
……で、本来ブログは終わりにしてもいいのかもしれませんが笑
じぶんは打楽器バカだし、発表翌日にぐうぜん個人練いれてたし、インスタってストーリー機能あるし、で、イントロとかフレーズとかのドラム動画撮ってました😂
よい機会なので、コピーを通してナンバガにおけるドラムの役割について再考してみました。なにとぞ!
NUMBER GIRL再結成記念 アヒト・イナザワ氏 ドラムカバー
【COVER】NUMBER GIRL - NUM-HEAVYMETALLIC
【COVER】NUMBER GIRL - TATTOOあり
【COVER】NUMBER GIRL / Tombo the electric bloodred
【cover】NUMBER GIRL - 透明少女
楽曲へ冷たい熱を灯すハイハットの金属(メタリック)感
再結成発表の翌日、じぶんはTwitterに『Tombo the electric bloodred』のドラムカバー動画とともに下記のツイートをしています。
この曲の冷たいハイハットが好きでTHE POLICEを聴き始めました。
世界を広げてくれた人達には感謝していきたいもんです。
1ヶ月ほど経った今でも平熱で同じ気持ちですし、ですからナンバガとこのビートを叩いてくれたアヒト・イナザワさんはすげーリスペクトの対象なんですよね〜。
強いエイトビートと手数の派手さへ特に着目されやすい同氏のドラムプレイですが、繊細なハイハットのプレイもほんと好きで。細やかで強い演奏に共鳴して掘っていった一つのバンドが、THE POLICEで、スチュアート・コープランド氏の演奏でした。
この曲がわかりやすいかもしれませんので紹介します。
ドラムとはまた違いますが、Pixiesもナンバガを通じて知りましたし……、今の10代20代とかはピンと来ないかたもいらっしゃるでしょうけど、「音楽を掘り下げて聴く」という行為を自覚的にさせてくれたバンドの1つなのですよ俺にとってナンバガは😭✨
特に90年代後半からゼロ年代は音圧至上主義、みたいな風潮があって(めちゃくちゃメタルゾーン流行りませんでした? エフェクターの🎸)、
その中でナンバガにおけるビートは心地よいエイトビートとたたみかけるような手数とそのひとつひとつの音の粒立ち、それに鋭利な冷たさを感じさせるハイハットのサウンドが当時の自分の耳に強く印象に残っていたことを覚えています(むろんギターも歌も言葉も鋭利で、土台を支えていたベースの音もすげーいいのですが……)。
人は環境の生き物ですし、向井氏における「鉄風」という独特な語彙も、アヒト・イナザワ氏のハイハットあっての言葉の発想なのではとも考えます🤔
「音像の中でひょっとこが踊っている」
当ブログの書き手は良いドラマーの条件のひとつに、「バンドの色に合わせた演奏やパフォーマンスができる」というものがあると考えています。
個人的にナンバガのアルバムで1番好きなアルバムは『NUM-HEAVYMETALLIC』です。
エイトビート主体であったそれまでの重い楽曲から変化していき(そちらも好きなのですが)、このアルバムではバンドサウンドとして明確に意識的に「祭り囃子」とヘヴィなロック音楽の融合をねらっており、そして成功したアルバムだと自分は考えています。かなりドラスティックなビートへの変化が行われていました。
バンドのアプローチに即した対応と、そして洋楽器であるドラムキットでエイトビートの面影をそのままとした、力強い演奏を残したアヒトさんの功績は凄い、とも考えています。
こちら『INUZINI』音源のエンディングに向かうギターソロなんて特にそうしたメロディですし、ドラムもライドのカップ部分を四分音符で鳴らした「ドタドタドタタタ」……。ありゃ即コピーしましたね笑
各楽器の絡みがめちゃくちゃ気持ちいい。目を閉じて聴いていると見えるんですよ、やぐらの下でえらいやっちゃと踊っているひょっとこ面の男どもの群れが😂
(けっしてバウンスさせた黒人音楽におけるビートではなく)白人のスクエアなエイトビートの強度を高め、ただでさえ本当つえーっていうのに、他ジャンルとの融合をはかった場合の化学反応は、成功するとハンパないです。
ここでまた自分の好きなバンドであるTHE CLASHのドラマー、トッパー・ヒードン氏がパンクバンドにスカ・レゲエの血を入れた楽曲の成功例としてRevolution Rockを紹介させていただきます。
ただでさえ一般ウケの悪いヘヴィな音楽で他ジャンルの融合をはかり、耳心地よいサウンドを世に提出したナンバーガールっていうバンドはすごいですよ、そしてそのサウンドを支えるアヒト・イナザワさんはかなり自分にとってデカい人ですよ、ってそういうテキストになりましたね……。
というわけで本音を書いて本稿を終えます。
頼むから抽選あたってくれぇー!!!
読んでいただいてありがとうございました😂