打てば響く

ドラム・パーカッションを主に演奏する書き手の小説や洋楽英詞和訳など執筆活動記録。また音楽活動とそれらを継続させるための健康活動を記録しています。

【雑記】二日酔いから学ぶ飲酒・薬物併用の危険性、カート・コバーンを例に

二日前に飲んだ酒が抜けない。恥ずかしい事態だが、なんでまたこんなに辛いのかと考えていたところ、普通に自分が精神薬常用者であるからというのに気付いた。そういう者が生きる上で前提として飲み過ぎはいかんよ、という話なのだがすっかり忘れていたことを反省したい。ちなみにハイボール4リットルくらい飲んだ。ライブハウスという場でお金を落としたい、という気持ちもあったことは確かだが、まあ言い訳だ。たぶん周囲に迷惑をかけなかったのだけが幸いではある。反省。

 

精神系の外来に通う者にとって処方薬の変更は日常的に起こるのだが、自分の場合はリスペリドンが飲酒と同時に服用すると危険だとみられる。中枢神経系に作用するドーパミンセロトニンの機能を調整することで、不安感や緊張感、意欲の低下などの症状も改善し、統合失調症などでもよく用いられる薬剤だが、副作用として眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることもあるとされる。アルコールを摂取するとそうした作用が強まる報告が出ているそうだ。実際、5月5〜6日は倦怠感がひどく、机に向かうのもままならず横になりながら作業していた。

 

睡眠薬とアルコールの危険性についても記述しておこう。特に有名なのがニルヴァーナカート・コバーンが自殺する数週間前からしていたというフルニトラゼパムサイレース)とシャンパンのカクテルだ。こちらは酩酊感とともに多幸感を生み出すというが、一時期サイレースを処方されていた身で、結果的に同じ夜にアルコールと飲んでしまった経験がある者からすると、まああんまり良いものじゃないよ、というのは注記しておく。MDMA、コカイン、LSDなど危険薬物よりもハイになれるという触れ込みがあるそうだが、どちらかというと背景の物語性から陶酔する作用が大きいんじゃないだろうか。結局のところ脳が快感を呼び起こしているだけで、結局は肉体を損ない傷つける自傷行為な訳で、体に受けるダメージと快楽との釣り合いがとれない。私見だがジョギングなりサウナなり行ったほうが脳よりも体全体で血行を良くできて快感を得られるからそっちのほうがよっぽどいい。

 

わたしは睡眠障害も患っているが、現在処方されているエスゾピクロン(ルネスタ)もアルコールとの相性は悪い。どちらも中枢神経を抑制する作用を抑制する作用があるからだ。併用することにより、脳の機能を落としすぎてしまう。併用した場合、薬の効果および酒が効きやすくなったり、効果が不安定になる。

消化についても。ルネスタもアルコールも、どちらも肝臓で分解される。そのため薬の効果が翌朝まで残ったり、意識が中途半端になることで健忘やせん妄が起こったりする。正直「ああ……」という心当たりがないでもない。同時に、飲酒習慣があると肝臓の機能が変化していく。それは薬の血中濃度の不安定を招き、効果の不安定性を招くのだ。

 

以上、薬物とアルコール併用の危険性について述べた。実際のところ、医者からは「とは言ってもお酒飲んでもいいんですよ〜適量で、お付き合い程度なら問題ありません」と言われている。じゃあ、と1リットルのんだら怒られた。でも、それくらい飲まないと酔わないじゃん……、適量って何だろうね、普通って何だろう……と悩んだのも懐かしい話だ。いっぱいくらいなら問題ないそうです。お酒は自分を傷つけないように、楽しく飲んでいきましょうね。