打てば響く

ドラム・パーカッションを主に演奏する書き手の小説や洋楽英詞和訳など執筆活動記録。また音楽活動とそれらを継続させるための健康活動を記録しています。

【銭湯】「梅の湯」(足立区・北千住)絢爛豪華な純和風建築銭湯は水質よし清潔感あり!

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気持ちの切り替えって大事ですよね。どうもこんにちは、ヤン・クリヤマ(@kuriyama1youth)です。

 

「今はこれ」「何時にはあれ」って区切っていくと諸々の進捗がいい感じに行きます。とはいえ気分は引きずってしまうものなので、人それぞれ「切り替えスイッチ」があるのだと思います。自分の場合は銭湯がそのひとつなんで、こうしてオススメしておるわけです。よかったら。

 

とゆわけで今回は2019/9/24入店「梅の湯」(足立区・北千住)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!

  

CONTENTS

北千住駅からもっとも近い銭湯!「梅の湯」さん

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JRおよび東京メトロ日比谷線「北千住」駅下車して徒歩1分と、まったくもってシームレスに行ける立地にある「梅の湯」さんは冒頭のお写真のとおり、唐破風と破風屋根の二重屋根と金色の輝きを活かした立派な外観が特徴です。夜でも思わず立ち止まって魅入ってしまいそうなグッドルッキングですね。道ゆく人も自分の入浴前後、見上げている人をみかけたのが印象的です。地元民にとってもある種の象徴的存在な建築なのかもしれません。

 

昭和2年に創業した同銭湯さんは、昭和2年に千住龍田町に創業。その後に現在の千住旭町へ移転し、現在の建物は昭和30年10月に建築されたそうです。宮作りで純和風な建築美があるな、と感じておりましたら、やはりテレビドラマのロケ地としても使われておるそうです。

 

下足箱はSAKURAⅡの透明プラスチック製で自分の靴を見つけやすいところが好印象。また、暖簾を潜ると登り鯉のタイル絵があるのも目を見張るポイントです。章仙作、鈴栄堂の九谷焼タイル絵とお見受けしました。同作者のタイル絵は銀座の金春湯さんでも採用されておられますので、ご興味あるかたはよかったらそちらも。

 

綺麗な床と突き抜けるような天井も清潔な脱衣所

 

浴場に背を向けたフロント形式にて料金をお支払いすると、すぐに脱衣所およびくつろぎスペースとなります。

今回は滞在時間が短く、隅々まで見渡す時間的余裕がなかったのですが、そんな状態でも隅々まで行き渡った清掃への力の入れ具合には驚かされました。ワックスがかけられた塗られてすべすべの木目床は輝きを放っており、裸足に心地よく触れてくれます。

見上げると、浴場の雲抜きと連動した天井も綺麗でした。格子模様はなく、真っ平らなデザインでしたが、それだけに汚れは目立つはずです。なのに光に反射していたということは、ちゃんと高い天井まで掃除しているからではないか、と思われます。営業努力に頭が下がります。

 

 

中島盛夫絵師の富士山ペンキ絵と水質がとてもよい!

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引用:「梅の湯」さんHP

立ちシャワーは2基、そのときはバスカーテンが敷かれており、ほかのお客さんにかからないような工夫がされておられました。

 

カランの鏡は丸型。無料シャンプーとボディソープあり。体をきちんと洗ってから浴槽に入りますと、やはり足立区の銭湯さんだけあって熱めです。湯温計によると44℃でした。季節によって温度を変動させておられるそうです。

 

滑らかな水質が印象的でした。あとから調べましたが、梅の湯さんの場合、約80mもの深井戸から汲み上げた地下水を沸かしておるそうです。井戸のパイプも10年サイクルで交換しており、水質管理に力を入れている、というスタンスが水の良さを感じた由来なのだと感じました。

 

また、梅の湯さんの水は飲料としても適しており、いざというときの防災協力井戸としても活躍するそう。ライフラインとしての在り方について、災害の多い国に住む身としては勉強させられるところが多い銭湯さんでした。

 

素のお風呂やバイブラ、遠赤外線、および独自の岩盤タイルを使っているとの湯舟も心地よく、いい感じに気分をスイッチさせていただきました。ありがたいですね。

 

駅チカで銭湯ランナーも歓迎、身近で心地よい場所

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梅の湯さんは伝統的なスタイルが大きな特徴ですが、荷物の一時預かり可能な「銭湯ランナー歓迎」のスタンスも実施されているそうです。荒川を走った際に北千住駅を利用して帰るとき、梅の湯さんに立ち寄ってさっぱりしてから帰路につく、とかいい感じでしょうね。 

 

銭湯でなくても、たとえば喫茶店とかでもいいと思います。お読みいただいた方は「切り替えスイッチ」となる場所をみつけるとよいな、と思ってます。シャレた言い方ですと「サードプレイス」ですけれども。

過剰なコミュニケーションから分断される「圏外」なところは居心地いいんでオススメです。

 

みなさまも機会がありましたら「梅の湯」さんに足を運んでみてくださいね。

ぜひとも( ´ ▽ `)

 

銭湯概要

住所:東京都足立区千住旭町41-11
営業時間:16時〜24時
定休日:不定休
料金:
大人:470円(東京都公衆浴場料金)

 

備考:

adachi1010.tokyo

【過去記事】近隣の銭湯さん( ´ ▽ ` )   

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