打てば響く

ドラム・パーカッションを主に演奏する書き手の小説や洋楽英詞和訳など執筆活動記録。また音楽活動とそれらを継続させるための健康活動を記録しています。

【銭湯】「日の出湯」(中央区・月島)徳川家康が創った〝佃島〟にあるのほほん銭湯さん!

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どうもこんにちは、ヤン・クリヤマ(@kuriyama1youth)です。バンドメイトから「昼のセント酒みたいすね」とか言われたりしてます。

 

わりかしマジメなんでお仕事さぼったりはしてませんが、いわば銭湯は小旅行なんですよね。東京観光。「銭湯に行く」という目的があれば、なかなか立ち寄れなかった場所にも行けたりするんです。

 

「行きそで行かないとこへ行こう」と、大槻ケンヂさんからの影響は多大だなぁ……、としみじみしますね。

 

さて今回は、2019/6/4夜入店@「日の出湯」(中央区・月島)さん入湯の感想をご紹介させていただきます!

   

徳川家康ゆかりの佃に立地する「日の出湯」さん

東京メトロ有楽町線「月島」駅を下車して徒歩4分という立地にある「日の出湯」さんですが、俺は月島エリアへ行ったり出たりするときは、隅田川の橋をわたるのが好きです。

 

橋特有で感じる高さもあるでしょうが、隅田川はヘタに海へ行くよりも胸に深く刺さります。言うなればダウナー系のウォータープレイスです。

気軽に雄大さを味わえるほか、空がひらけていてビル群の不自然さも含めて「そういう土地なんだ」ってぼやりと考えさせられます。

 

地図上でも東京湾初の埋立地である月島エリアは不思議な形をしています。

調べてみますと、「日の出湯」さんがある佃はもともと「佃島」と呼ばれ、徳川家康が江戸初期に摂津国(現大阪府)佃村など近隣の漁師を呼び寄せた場所だそうです。

なお、ご飯のおともである「つくだ煮」はここからきているそうな。もともと関西の佃オリジナルの感性が生み出した料理なのですな。

江戸から東京という都市が、各地の文化を集約した都市として根付いているのは徳川家康が地盤を築き鎖国体制から民に根付いた結果、だと個人的には考えています。「都市がどのように形成されていくのか」についても、今後とも勉強していきたい分野の1つです。

 

リンゴみたいな真紅木目のロッカーがかわいい、生活感あふれる銭湯

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ぼやーりと散策していますと「日の出湯」さんに到着。長い煙突も見えましたので、おそらくは薪炊き銭湯さんなのかなと。

 

写真のように男湯と女湯の入り口が分かれております。そもそもが地元の方中心の生活銭湯とした経営方針なのか、下足箱の数は多くありません。

 

番台をひっくりかえしたような受付を済ませて脱衣所に入った第一印象は、はっちゃめちゃに生活感あるなぁ( ´ ▽ ` ) ということでした。でも決して不快感はありません。大事なことなんでちゃんと書いときますが!

 

広さは15平米メートルくらいでしょうか、その中央には電気マッサージ機と、ととのい椅子が3脚ほど。中にはイームズチェアっぽいオシャレなやつがありまして、これどうしたんすか、ってなるなど。

 

常連さんのお風呂グッズ置場があるのは珍しくないんですが、1人暮らし用の冷蔵庫が置いてあるのはカルチャーショックでした。しかも満杯!

 

見た目にはリンゴみたいな真紅木目のロッカーがとても綺麗でした。ロッカーと女湯側の壁の頭上には目隠し&空間拡張機能も考慮されているのだろう鏡が貼られておりまして、そちらも色映えがいい感じ。

 

脱衣所兼ロビースペースは居心地よいです。もし俺が月島に住んでいたら通っちゃうんじゃないかなぁ。狭いところ好きなんで( ´ ▽ ` )

 

「ぬるい」「ちゅう間」「あつい」ゆる〜い湯舟に満足感

 

浴室は水玉模様の壁がかわいらしい( ´ ▽ ` )

カランのシャワーは蛇口式、全面鏡となっておりまして、ケロリン桶が常備されております。無料シャンプー・ボディーソープあり。

立ちシャワーはないのですが、ホースシャワーが1台のみあります。

 

「ぬるい」「ちゅう間」「あつい」とゆる〜い但し書きが掲示された3浴槽はでも、おそらく体感で42〜44℃と熱め!

 

その横の最奥にもおそらく水風呂として使用されていた浴槽はあったのですが、現在は使われていないもようです。奥に入ると、こちらも営業していないサウナ室も。それだけをみても「日の出湯」さんの歴史を感じますね。

 

「ぬるい」の電気風呂ビリビリいい感じ。

「ちゅう間」は座りのジェット風呂が2基。「あつい」は段差式深風呂となっておりました。

 

女湯との間仕切りにはサボテンかな? 観葉植物が置かれおりまして、ちょっとした清涼感をもたらしたいというお店のかたの気持ちも察しました〜。

 

 

隅田川沿いの空気が流れる「生活」をかいま見る

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夕方という時間帯としても、佃のお客さまが多く利用されておられました。

彼らの入浴を邪魔しないよう、談笑を耳にしながら、「佃って悪いところじゃないんだな」とか、思わされました。これも旅の醍醐味なんじゃないでしょうか。

 

場を間借りさせてもらう、アウトサイダー(よそ者)として楽しめる心意気をお持ちでしたら、とても良いところだと思います。少なくとも俺は楽しかったです!

  

みなさまも機会がありましたら足を運んでみてください。

ぜひとも( ´ ▽ `)

 

銭湯概要

住所:東京都世田谷区北沢3−12−8
営業時間:15時半〜23時45分
定休日:月曜、祝日の場合は翌日休
料金:
大人:460円(東京都公衆浴場料金)

 

備考:

 

【過去記事】中央区の銭湯さん( ´ ▽ ` )  

kuriyama1youth.hatenablog.com

 

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