打てば響く

ドラム・パーカッションを主に演奏する書き手の小説や洋楽英詞和訳など執筆活動記録。また音楽活動とそれらを継続させるための健康活動を記録しています。

【銭湯・温泉・サウナ】そもそも温泉の定義とは? 調べてみました!

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出典:いらすとやさん(温泉のイラスト「道後温泉本館」)

 

どうもこんにちは、クリヤマ(@kuriyama1youth)です。2019年4月現在、複数のバンドでドラムやパーカッションなどの打楽器を主に担当しています。

 

銭湯活動以外の他の活動についてはこちらコチラ此方の別カテゴリで紹介しております。

 

さて本題。そもそも銭湯活動を始めた動機は、持病の治療と体質改善です。

人前に出るひとはアスリート(by 某振付師さん)らしいですが、虚弱なんで体つよくしないと、と……。

そんな訳で未知の世界に乗り出したのですが、活動を通して都内にはたくさん「温泉」はあるのだなぁ、と知りました。

 

 

ところで、そもそも「温泉」って何?

何処が「銭湯」と名乗っているお店と違うの?

 

 

そうした疑問を抱えながら過ごしておりましたが、過去記事にも書きました「桜館」さんで、「温泉」について「東京の温泉」(東京都発行:平成14年3月29日)に掲載された定義がポスターとして壁にかけられていたのを発見!

 

kuriyama1youth.hatenablog.com

 


その内容がよくまとまっており感心したため、当時メモをとっていました。

偶然にもそのときのメモを見返したので、今回は、自分自身の勉強も兼ねて、そのときのメモを当ブログに書き写し、私見を述べつつ、「温泉」における一定義をシェアしたいと思います!

 

 CONTENTS

そもそも「温泉」って?🤔

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出典:いらすとやさん(温泉のイラスト「男性」)

 

温泉法によって、温泉の認定を受けることができるものは「採取時の温度が25℃以上」「下表の物質のうち1つ以上を一定量以上有すること」が必要となるそうです。

 

・溶在物質(ガス栓除く) 1000mg以上 ★
・遊離炭酸 250mg以上 ★
・リチウムイオン 1mg以上
・水素イオン 1mg以上
・臭素イオン 5mg以上
・ふっ素イオン 2mg以上
・メタほう酸 5mg以上
・メタけい酸 50mg以上 ★
・重炭酸そうだ 340mg以上
・その他

※「桜館」さんの温泉は★印に該当するため、温泉として認定されたそうです。
その成分は、山形県・大蔵村の肘折温泉や和歌山・白浜温泉等と同種のもので、一般に「美肌の湯」と呼ばれているとのこと。


東京の温泉の特徴は?

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出典:いらすとやさん(温泉のイラスト「カビパラ」)

そもそも地理的な面で、大田区など臨海周辺部には、淡褐色・黒褐色の黒湯と呼ばれる温泉が広く分布していますが、メタけい酸や重曹などの含む割合により、その種類はさまざまだそう。

 

また、奥多摩檜原村などはイオンを含む無色の温泉大島八丈島では火山性の高温の温泉があるそうです。

 

いずれそちらも開拓してみたいもんです♨️


温泉の入浴が生み出す効果・作用とは?

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出典:いらすとやさん(温泉のイラスト「お猿さん」)

 

温泉の成分には、いろいろな効用があるとむかしからいわれています。

このうち、治療目的に利用できるものを特に『療養泉』と呼び、古代より重宝なものとして扱われていました。
また、温度などにより血行や発汗を促す温泉や自然環境の作用による温泉もあるとのこと。

療養泉による適応性には、その温泉の成分によりさまざまで治療目的もいろいろな変化がみられているそうです。

 

療養泉とは?

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出典:いらすとやさん(温泉のイラスト「温泉に入る動物たち」)

 

下表のいずれか1つに該当する温泉を療養泉といい、「草津の湯」「箱根の湯」など、地名で呼ばれるほかに、含まれる成分が基準を満たすと泉質により名前がつけられるとしているそうです。

 

・採取時の温度 25℃以上
・溶在物質 1000mg以上 ★
・遊離二酸化炭素 1000mg以上
・銅イオン 1mg以上
・総鉄イオン 20mg以上
・アルミニウムイオン 100mg以上
・水素イオン 1mg以上
・その他 

※「桜館」さんの温泉は★印に該当。療養泉として治療用に利用される方もいらっしゃるようです。


「桜館」さんの温泉について

 

「桜館」さんの温泉は平成15年9月10日に東京都より使用認定を受け、<源泉名>純養褐層泉として利用できるようになったとのこと。同時に、さまざまな温泉の中で利用できる、上記にあげた「療養泉」としての分析も得たとのことです。

 

kuriyama1youth.hatenablog.com

 


最後に

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出典:いらすとやさん(温泉のイラスト「武雄温泉楼門」)

私見ですが、科学的な定義からみる「温泉」を調べているうちに、古代から親しまれている、つまり湯につかる行為自体が民族性に即したものなんじゃないかなぁ……、とかおもいました。

 

調べているうちに『千と千尋の神隠し』をまた観たくなってきました。あの映画は神様ご用達の湯屋が主な舞台ですよね。『不思議な国のアリス』と同様に別世界に迷い込み、適応していく者が主人公なのだよな、と。

 

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じぶんに「銭湯好き」という属性が付与されたいまからだと、また違った感想を持つのではないか、と考えさせられました。

 

また、

「温泉」ってキーワードだけで、こんなに素材が出てきた「いらすとや」さんすごいっておもいました……。

採用しなかったほかのいらすともあります……!

  

www.irasutoya.com

 

そうした発見もまた、学びのタネとしましょう。

ぶっちゃけこーゆーの小説とかのネタになるんじゃないかと思ってやってますし、宴席の与太話になるかもですよ。

 

ぜひとも( ´ ▽ ` )

 

 

 過去記事で書いた温泉銭湯さん

 

よろしかったらこちらもどうぞお読みください〜!

 

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