【パーカッション】「幻っぽい音」トライアングルについての覚え書き。
どうもこんにちは。クリヤマ( @kuriyama1youth ) です。
本カテゴリについて、今回からはちょっとマジメに。
もともと筆者はドラムに馴染みがあり、昔からパーカッションには興味があったものの、今所有している楽器も(ギターやベースを除くと)ほとんど所有していませんでした。それこそ片手におさまる「エッグシェイカー」くらいです。
現在はCHILDISH TONES ならびに CHILDISH CHIP TONESにて演奏する機会をいただいて1年足らず、さまざまな楽器についてリズムパターンを習得し、各楽器の特性、空間の活かし方について再考している段階です。
音楽の聴き方も変わりました。
具体的に言うと、「プリンスやっぱすげービートルズすげー」を何回もやりました。他のミュージシャンでも、うっすら鳴ってる鈴の音ヤベー、とか、何回やったかわかんないです。少なくとも言えるのは、楽しみが広がりましたね。
現在いちプレイヤーとしては、そんなリスナーとして楽しんでいるのと同時に、これまで経験したセッションなどから得た抽象的な理解から、各打楽器の音を入れる箇所を模索している、というのが正直なところです。
このカテゴリーは自分の勉強の一環として、ドラム以外の打楽器全般・パーカッションについて言及し、さらなる理解を深めたいと思います。
前回、本カテゴリのプロトタイプはこちら。
CONTENTS
CHILDISH TONES『ゼア・シー・ゴーズ』でのプレイ
原曲はThe La'sの『There She Goes』。
録音については参加しておりませんが、ライブ演奏のときはこの曲が持つ印象的な2小節間隔のギターアルペジオに合わせて1・3拍目/1拍目にトライアングルの打音を加えています。
曲の持つ幻想的な雰囲気を際立たせたい、という狙いがあります。
また、宇佐蔵べにさんのVoが入ってからは、歌を邪魔させないために1拍目だけに留めております。そのぶん不思議なキラキラ感はウィンドチャイムに任せる、という役割分担でトイパーカッションパートの主な部分は構成しています。
トライアングルでの弱アクセント部分以外はシェイカーにて、ドラムのビートを強調する役割に務めようとしております。もっとうまくいきたいもんです🤔
なお、『ゼア・シー・ゴーズ』が収録されたシングルは好評につき完売、再プレスが発表されました。4月に発売となります。
詳しくは下記のエントリをご覧ください。
トライアングルの特質・ポテンシャル
キクタニ トライアングル 15cm 打棒・吊り皮付き T-15
じぶんの使用しているトライアングルはこちら。
リーズナブルですが、幼児期に接した「トライアングル」という音色はちゃんとします。満足しております。
「トライアングル」は楽器分類学において「体鳴楽器」にカテゴライズされるそうです。
中世の絵画にも天使が演奏する姿が描かれていたそうで、原始的な楽器のひとつとも言えるでしょう。
古くから人はトライアングルのロマンチックな音色を求めていた……、と考えると想像力が膨らみます。
基本的に紐でぶら下げている状態でないと鳴らない楽器です。
同時に、宙空に浮かんでいる状態ですと鳴り続けますので、手のひらでミュートすることで音の幅を表現することができます。
打楽器全般、短いサステインしか持ち得ない、という特性があります。コントロールできる点がトライアングル特有の長所とも言えるのではないかと。
金属の棒を三角形に折り曲げただけ、というシンプルな造形なだけに、習熟すると多彩な音色や演奏ができる楽器でもあるそうです。
自分の練習用として貼り付け。
クラシック奏者の活用法など掘っていきたいです。
これ欲しいですね。ドラムセットに組み込みたい🤔
「幻っぽい音」と表された音色
最後に、今回のエントリを書くに途中でとても良い記事を見つけました。
どんな音がするんだろう……、と興味津々です。
いつか機会があれば演奏してみたいものです。
本文中に登場したほかのパーカッションについて
本文中に出てきた「エッグシェイカー」「ウィンドチャイム」について、説明として下記をご紹介します。
MEINL Percussion マイネル シェイカー エッグシェイカーセット ES-SET 【国内正規品】
Pearl パール ウインド・チャイム PWCH-3220G
後日あらためて記事にするつもりです。
今回は形状のみご紹介して、触れた機会のない方は音色を想像してみていただきたいな、とおもいます。
ではまた!( ´ ▽ ` )